シグマ30mm F2.8 EX DNとソニーE30mm F3.5マクロの比較レビューが掲載

SLR Lens Reviewに、シグマ30mm F2.8 EX ENとソニーE30mm F3.5のNEX-7による比較テストが掲載されています。

Quick Test: Sony E 30/3.5 Macro vs Sigma 30/2.8 EX DN on Sony NEX-7

  • 解像力は、周辺部ではシグマがソニーを明らかにリードしている。中央の解像力はほとんど同じで、絞り値によって順位が入れ替わるが、その差は小さい。周辺部の解像力の違いはもっと顕著で、シグマが一貫して全ての絞り値を通して20-30%良好な結果だ。
  • 倍率色収差は両者とも少し大きめで、どちらにも明らかなアドバンテージはない。
  • 周辺光量落ちはシグマが若干リードしている。これは単純に(同じ絞り値では)シグマのほうが絞っているためだ。
  • 歪曲はソニーが0.4%のタル型、シグマが0.3%のタル型で、どちらも実写では目につかない。
  • 結論としては、シグマが、ソニーを解像度の分野で負かしている。それ以外の分野では全てが同程度の性能に見える。マクロ撮影をするならソニーのE30mm F3.5だが、それ以外ならシグマの30mm F2.8 EX DNを推薦する。

 

元記事のグラフを見る限りでは、中央の解像力はほぼ同等ですが、周辺部の解像力で少し差があるようです。ソニーE30mm F3.5は絞っても周辺部の解像力が上がってこないようなので、風景をよく撮る方は、シグマ30mm F2.8の方が使いやすいかもしれませんね。