ペンタックスK-01はローパスフィルターを1枚しか使っていない

Photo of the Dayに、ペンタックスK-01のローパスフィルターに関する情報が掲載されています。

画質については話をしたくないけれど...

  • K-01が解像描写力に優れている理由は、じつは、ローパスフィルターをたった1枚しか使ってないのだ。通常、ローパスフィルターは2枚でワンセット。それに波長板が加わって3枚構成になっている。

    ほんらいならば必要のない、解像を低下させるための"悪玉フィルター"の、そのうち2枚を取り去って1枚だけの構成にしているのだ。とうぜんながら、3枚よりも1枚のほうが解像力は向上する。だから解像力は高い、というわけであります。

 

K-01 の絵作りがK-5と少し違うのは、ユーザー層に合わせてノイズリダクションやシャープネスの設定を変えたためかと思っていましたが、ローパスが1枚しかないとは驚きですね。

以前EOS HDで5D Mark III のローパスを取り除く(2枚のうちの1枚を除去する)実験がありましたが、K-01は、あの記事に掲載されていた改造後の5D3と同じ状態ということになりますね。K-01と他の16MP機の解像力の違いがどのくらいあるのか気になるところです。