コニカミノルタが4/3センサーに対応する43mm F1.4の特許を出願中

エンジニアの嗜みで、コニカミノルタの4/3型センサーに対応する43mm F1.4の特許が紹介されています。

・KonicaMinolta 43mm F1.4 MicroFourThirds用レンズの特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • コニカミノルタが43mm F1.4のレンズに関する特許を出願中。 4/3inchの撮像素子をカバーする動画対応の大口径レンズで、 35mm判換算で85mmに相当するレンズなので、μ4/3におけるポートレートの定番レンズになりそう。
  • 特許の主旨は動画対応の大口径レンズのようで、フォーカス群が1群のみだと収差の変動が大きいということで、特許のレンズが開発されたようだ。
  • (性能は)INFでは、球面収差が四隅で-0.1mm、非点収差がワーストで-0.05mm、歪曲が-1%と抜群。 MOD側も十分高性能で、簡易マクロとしても重宝する。 換算85mmで35cmまで寄れるのは凄い。
  • OEMのレンズ? コニミノと深い仲にあるメーカーとしてはソニーやニコンを挙げられるが、4/3インチの撮像素子に対応するレンズなので、SonnarやNikkorの可能性は皆無だろう。 シグマやタムロンは自社で作るので、やはり可能性は低いと言える。

 

コニカミノルタがレンズメーカーとしてm4/3用のレンズを発売するとは考えにくいので、他社へのOEM用のレンズなのでしょうか。もし製品化されるとしたら、どのような形でこの特許が利用されるのか気になるところですね。

このクラスの焦点距離のレンズでは、既にパナソニックの45mm F2.8マクロとオリンパスの45mm F1.8がありますが、ポートレート用に大きなボケが欲しい場合には43mm F1.4は魅力的なレンズかもしれませんね。