ツァイスがDistagon 55mm F1.4とミラーレス用のAFレンズの開発を発表

カールツァイスが、フルサイズ用の新シリーズの第一弾となるDistagon 55mm F1.4とミラーレス機用のAFレンズの開発を発表しました。

Carl Zeiss at photokina 2012

  • (フォトキナの)必見の製品は、高性能なフルサイズ一眼レフ用のマニュアルフォーカスレンズ(Distagon 55mm F1.4)で、焦点距離は55mm、F値は1.4だ。このレンズは要求の厳しいユーザー向けに設計された新しい製品ラインナップの最初のモデルになる。

    新しく設計された光学系によって、このレンズは、これまでの伝統的なフルサイズ用レンズよりも優れ、フルサイズ機で、これまで中判システムでのみ目にすることができた画質を実現する。

    この新シリーズの最初のプロトタイプモデルは、フォトキナで初公開される。このレンズシリーズは2013年の下半期にキヤノンEFマウント用(ZE)とニコンFマウント用(ZF.2)の発売が予想されている。

  • その他の(フォトキナの)目玉は、カールツァイスがミラーレスシステムのための新しいAFレンズシリーズの内覧会を行うことだ。このレンズは2013年の中頃に発売される可能性が高い。カールツァイスは最初に、単焦点の広角レンズと標準レンズ、そしてマクロも計画している。

 

ツァイスのフルサイズ用の新シリーズのレンズは、とても高性能なレンズになりそうですね。どのような描写をするのかとても楽しみですが、一方で価格も気になるところです。できれば、アマチュアの手の届く範囲の価格設定を期待したいところです。

また、シュナイダーに続いて、ツァイスもミラーレス用のAFレンズに参入するようですが、どのマウントが用意されるのか気になるところですね。シュナイダーはm4/3用のレンズを計画しているようですが、ツァイスはどうなることでしょうか。

 

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