・SanDisk Won't Produce XQD Cards, Prefers CFast Instead
- サンディスクはXQDフラッシュメモリーカードを開発しないことを認めた。サンディスクのディレクターではSusan Park氏が、将来のハイエンドカードには代わりにCFast2.0規格を選択すると述べている。
サンディスクとCFアソシエーションによって造られたCFast2.0は、最大600MB/秒の能力があり、現行CFよりもずっと高速性が要求される2K/4K動画のニーズにも適合する。
サンディスクはキヤノンやフェーズワンと緊密に連携しており、新型のCFast2.0カードの提供を既に開始しているが、現在、市場にあるカメラでサンディスクのCFastと互換性を持つものはない。
我々は、このニュースへのニコンの反応を待っているところだ。レキサーもXQDのサポート計画を発表しているが、現在は、ソニーがXQDカードの唯一の製造業者だ。
サンディスクがCFast2.0の開発を発表し、XQDを採用しないことを決定したということなので、今後のメディアの主流が何になるのか気になるところですね。
CFastはまだ対応カメラがありませんが、一方でXQDもソニーα99に採用されませんでしたし、D4でXQDを採用したニコンもD800やD600では採用しなかったので、今ひとつ普及にはずみがつかないような印象です。
tokumei3
当初、XQDメモリーカードは、サンディスク、ソニー、ニコンの3社により発表されましたが、サンディスクが製造しないと言う事は、ニコンは製造しないでしょうし、今後は、ソニーとレキサーが担っていくのでしょうね。
今後、このメモリーカードがどのような形で継続していくのか分かりかねますが、メモリースティックのように細々とでも継続していってもらえると助かりますね。
名無しさん
なんかイメージだけかもしれませんが
SONYはこういうの多いですね…
iste
XD同様シェアが低いから価格が下がらず、結果カメラも選ばれない。
そんな事態になりそうな予感がします。
流れ的にα99に採用されなかったのはよくわかりませんが
自営業
なんだか数年後にD4のXQDスロットを見て、残念な気持ちになりそうな予感。笑
βのテープみたいになっちゃうんでしょうか…。
山野草
少しの記憶の中だけでも…LカセットやDAT、MDのような時代の選択といえるものから、TypeⅢカセットテープDUAD、ベータマックス、メモリースティックなど…同時代のライバルの前で…消えていった規格の死屍累々がすぐに浮かびますね。 SONYが名を連ねたり中心に近いほど、その傾向が強いような気がするのは…たぶん気のせいではないですよね。
でも…どうして自陣営でさえ採用例が1機種だけだったんでしょうね? そこが今回の最大の原因でもあるでしょうし、謎でもありますね。
りんりん
まあ、SONYは面白規格作ってはシェア争いに負けることは多いけど、1社独自や数社しか対応しないメディアを結構ぎりぎりまで生産してくれるので、面倒見はまだましな方なんだよね。
βのテープはいまだに生産販売してたりするし。
ぱんだ@風の吹くまま
将来的に、D4よりもD3sの方が中古市場で高値で取引されそうですね、、、
マウンテンニッコール
D4で採用したニコンが、貧乏くじを引いたような、そんな印象を受けます。
DEN
>山野草さん
ソニーに限った話ではありませんが日本企業は規格をグローバル化させるのが物凄く下手です。
技術的に先行していても、まだ市場に出てない影も形もない規格にここ10年以上負け続けています。(例・有名な所でガラケーの技術、最近では電気自動車の充電規格で欧米各社がまだ影も形もない規格を立ち上げて既に先行して度普及が始まってる日本の充電規格を採用しないとアナウンスしました)
これはまぁ、製品の優劣以前に欧米の連合が規格の囲い込みをするようになって、どんなに日本の製品が先行していてもガラパゴス化させて孤立させる動きがあるからなんですけどね。
要はロビー活動での日本企業の地位が低いってことです。
自分たちの規格に従えってことですね。規格を制する者が市場を制しますので。
ソニーの場合は下手に規格としては優秀だったりすることが多いので追い出された時に特に目立つわけですが。
こういう動き(サンのCFast陣営への寝返り)があるのはソニーもニコンも把握してる筈なのでXQD規格に投資できなくなってるのかもしれませんね
アニマルライツ
>自分たちの規格に従えってことですね。規格を制する者が市場を制しますので。
デジタルカメラは日本企業が独占している市場なのですから、
日本企業が相談して何を載せるか決めれば良いだけなんじゃないんですかねえ。
サンディスクが何を明言しようが関係無いような気がしますが。
やまかわ
ベータマックス、HS、MDデータ、DDCD、メモリースティック。
ソニーが関わった記録メディアで一般的に普及・成功したのはCDとMDとブルーレイくらいしか知りません。
MDももはや消えましたしね…
Mas
>アニマルライツ さん
もしかすると最大手のキヤノンが裏にいるから強気なのかもしれませんね。
キヤノンとしてはニコン・ソニーが引っ張る規格は面白くないでしょうし。
K2
XQDがα99で採用されない件で、XQDは、電力消費が大きいからというコメントをどこかで見ましたから、多分、すでに消滅に向かっているんじゃないですかね?
404z
凄く残念です。CFA(というかカメラ業界全体)でしっかり合意が取れたものとばかり思ってました。
XQDの発表時のキヤノン側のコメントはCFA代表の方で「XQDによって選択肢が増えた」とかで
どこか他人事のように感じました。
今回はキヤノンの開発責任者の方がCFastでの開発について直接コメントしているので
キヤノンの本命はこちらですね。今度こそ合意が取れているものと期待します。
XQDは将来的にSD UHS-II対応のアダプタを発売さえしてくれれば
それはそれでD4ユーザーが長く使えるスロットになると思います。
ma
高速でも、バッテリーの持ちが悪くなるようでは微妙ですね
ぎゃーとる
>K2さん
フラッシュメモリの速度と消費電力は比例する関係にあるので、CFas2.0がXQD並みの速度で登場させるなら消費電力も同じくらいになりますよ。
乗ってるメモリそのものは同じと言ってもよいです。
違うのはデータ転送に関わる部分ですね。
将来的な限界値は間違いなくXQDの方が上です。
それにCFasが採用したSATAプロトコルはPCストレージの主流から外されるのが決定していて(速度的に半導体デバイス用としては限界が来てる)、代りにXQDと同じPCI-Eプロトコルが採用される事が決定しています
むー
陰謀論はさておき、規格決定の場に日本人や日本のメーカーの人が少ないという話はよく聞きます。単純に、そういう場に人が出てハードネゴシエーションできていないことが問題の本質だと思っています。
ちなみに、PCI Expressの実装は実際にはかなり複雑です。パケットベースのシリアル通信プロトコルであるPCI Expressのメリットは、その複雑性と引き換えに成り立っているといえます。ギガヘルツ単位のスピードでパラレルからシリアルへのデータ変換をしなければいけないことや、チップの製造に用いられるプロセステクノロジーが変わるたびに物理層の再設計が必要になる、シグナルインテグリティやノイズに起因する信号劣化の対策をしなければならず、ハードルを引き上げる要素に事欠きません。
PCの場合は十分な電源や温度環境などを前提に置けますが、カメラの場合はどうなのかなぁと考えると、なかなか複雑な気持ちになります。
ma
ソニーのXDCAM EXで採用されているSxSメモリーカードは
そのまま、ExpressCard/34タイプですね
XQDはその小型版で、QDA-EX1が配線アダプタでしょうか
小型のPCIe SSDと考えると安いようにも感じますw
純米吟醸
過去を鑑みればこんな流れになることは解りきっていたのに、XQDなんてのをニコンD4が選択するなんて発表当初からの失望でした。オリンピック睨みのカメラでしたから、その場しのぎで仕方なかったのかもしれませんが残念な選択だったとしか言いようがありません。何より、未だに当のソニーが使わないなんて言葉もありません。
半年前、XQDカードリーダーのUSB側接点不良で購入店とソニー窓口を何度も何度も何度もたらい回しにされ、挙げ句、ついソニーの窓口で「こんなしょーもないモンをニコンが使うから!」なんてイヤミ言ってしまったけれど、やはりこんな流れになる運命だったようです。
でも、XQDさえ気にしなければ、D4は間違いなく「D3s凌駕!」の素晴らしく優れたカメラではありますよ。
ma
>純米吟醸さん
XQDカードリーダーのマイクロBコネクタの事ですか?
type300
技術の進歩と共に新しい規格が出来るのは良い事ではあるのですが、消費者としては出来るだけ乱立は避けて欲しい所ではあります。
しかし、これでソニーとニコンも黙って指をくわえているとは思えないので、競争でお互いがより良い物を出していくのでしょう。
規格の競争も技術の進化には必要ではあるので。
それにしても今回は、XQDの方がCFast2.0より技術的な優位性は上の様に思うので、XQDで一本化出来なかったのは残念に思います。
今回の争いは、ブルーレイ規格とHD-DVD規格の争いに似ていますね。
この時は、技術的に優位性のあるブルーレイ規格が標準になりましたが。
この時もブルーレイはディスク製造の難易度や価格、薄型化の難しさなど色々とHD-DVD陣営側から言われましたが、現在は克服されていますしね。
ただ、振り返って見ても、過去の規格も何らかの優位性がある規格が勝っていますね。
古くは、VHS対ベータから、VHD対レーザーディスク、VHS-C対8ミリ、DCC対MD、DVD対MMCD(この規格の場合話し合いで一本化されたが)etc。
また、上に挙げた様に規格戦争に勝利しても永遠に続く規格は無く、いずれは技術の進歩と共に消えていくのだが。
それでも今回の規格も、発表してしまった以上はお互い切磋琢磨でより良い物を提供して頂き、両規格共長く続いて欲しいと思います。
純米吟醸
>maさん
接触不良はパソコン側のUSBコネクタです。
GGG
昔、日電が造ってたパソコンPC-9801V系←→U系みたく、対応する記録メディアごとの派生モデルを造ればいいんじゃないのかなぁ。
CFカード2スロットのD4、CFカード1スロット+SDカード1スロットのD4、SDカード2スロットのD4、って感じで。
はるくんパパ
>将来的に、D4よりもD3sの方が中古市場で高値で取引されそうですね、、、
またか!
F4ユーザーです。
記録メディアもそうだけど、広く普及してなんぼというのは、ありますね。
デファクトスタンダードといいますが。
そのためにはユーザーの支持だけではなく、業界の支持を得ることが大事です。
他社へのライセンス料金とか、普及させるために必要なことを、ソニーはいつもプライオリティを下げて考えているところがありますね。
伝統的にそういうことが下手なんですね。
すず
XQD採用のカメラは、D4のみで終わるんでしょうね。残念です。
今はいいけど、1年半後とかになると、D4買うのちょっと待とうという心理をより強くさせることになるんでしょうね。
それより、D4しか採用しない(もう「しなかった」でもいいような気がしますが)XQDをソニーはいつまで生産してくれるんでしょうか?
あと、最低でも2年は生産していただけないと困ります。
とと
レキサーに期待しましょう
阿呆者
ソニーは新メディアを発表する場合、それを使用する機器を同時に発表するのが普通です。
XQDに関してはまったく対応機器のアナウンスがなかったのが疑問でした。
サンディスクも通常ならソニーと同時期にメディアを出すはずですが、結局今回の発表のようになりました。
この意味するところを考えると、実はXQDってニコン主導の規格なのではないかという気がしてきます。
(ソニーの開発していたものがベースかもしれませんが)
なんにせよメディアはいいものをさっさと普及させて欲しいですね。
市場での規格争いほどユーザーに負担をかけるものはないですから。
ma
>純米吟醸さん
Aタイプ オスのコネクタですか、
USB絡みだと、端子の酸化か、メスコネクタのピン折れとか
マイクロコネクタ破損ぐらいしか知らないので、
珍しい事例かもしれないですね
>すずさん
2K/4K動画の普及と、ハンディカムの対応、
いずれそうなるだろうから、問題ないかと思います
UHS-II対応の方がメジャーになるかも知れないですが、、
SolidBalloon
>やまかわ (2012年9月21日 18:18) さん
3.5インチフロッピーディスクもお忘れ無く。
サカナ
type300 さんと同意見で、両規格共に切磋琢磨しどちらも長く続いて欲しいと思います。
XQD規格の存続については心配していませんが、α99で採用されなかった事はとても残念ですね。もしかすると今後一年近く殆ど進展が無いかも知れません。
今は一年後に、フルサイズNEXでXQDのオフィシャルムービーが更新されることに夢膨らませております。
http://www.sony.net/Products/memorycard/video/xqd-e.mp4
CFast2.0規格については、その規格上、高速化する事で転送バスの高クロック化に伴い消費電力がW単位で増加をしてしまうのでは?という懸念もあります。これはXQDにも言えることですが消費電力がネックになると、採用は一部ハイエンド機に留まってしまうかもしれません。
ただ両規格とも情報があまりに少ないので、なるべく憶測による不安を並べず老婆心ながら見守りたいですね。そしてまた半年後にこの記事やコメントを読み返してみたいです。
ソニーが書き込み速度1GbpsのXQDメモリーカードを発売(2012年1月 6日の記事)
https://digicame-info.com/2012/01/1gbpsxqd.html
アーカイブ巡りもなかなか面白いですよ。
ハッと気付かされる解説やコメントを見つけた時は特に。
ぎゃーとる
CFast自体がサンディスクが立ち上げた規格です。
つまりそういうことです。
あと、CFastに使われているSATA-xはPCストレージのメイン規格から外されることになったので、今安く作るのには良いのかもしれませんが、もうSATA-xをベースにバス高速化を計る研究にはあまり予算は回ってこないでしょう。
これからの時代はXQDと同じ技術体系で開発されているSATA-Expressの時代です。ぶっちゃけXQD自体もSATA-Expressに飲み込まれてしまうのではないでしょうか?
考案されてるメディアサイズもCFと遜色ない大きさです
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/560/318/html/14.jpg.html
type300
>ぽぽぽぽーんさん
私のコメントにレスを頂き有難うございます。
まさか私のコメントにレスが付くとは思いませんでしたので、少しビビリましたが。
只のミーハーですので、お手柔らかにお願いします。
レスについてはなる程と思っております。
>サカナさん
私もXQDは大丈夫だと思っているのですが。
何と言うか、XQDにしても、CFast2.0にしても、どちらかと言うと業務用に近い規格のように感じました。
XQDは採用機種がD4だけですし、CFast2.0はまだ実機が無い状態ですが。
まず、D4に採用したのも性能を優先するプロ用という事で、初期のコスト高のメディア価格には、余り糸目を付けないでしょうし、アマもD4を購入する層はその辺は余り気にしないでしょう。
ニコンは後継機で更なる高速化競争になった時の為に拡張性の高い規格を早めにD4で採用し、更に実機でのデータ収集の意味合いもあったでしょう。
D4というプロ用機でまずは採用してニコンとしては長い目でXQDを育てていくし、サポートも続けて行きますという意思表示もあると思います。
まさかプロ用機でサポート体制を蔑ろにしたら、それこそ信用問題に係りますからね。
D800と600に採用しなかったのは、D4程の使用環境をメーカーとしては想定していない為に採用しなかっただけで、今後XQDが無くなると考えるのは早計だと思います。
ソニーのA99で採用しなかったのはD800・600と同じ理由からではないでしょうか。
勿論、XQDが今後普及機の高画素や高速化の進展で、将来普及機に採用される可能性も充分に有ると考えます。
その時がこの両規格の規格戦争の始まりであって、ニコンとしてはD4でまずは実績を作っておき、技術と普及の進展による量産効果も合わせれば現在より低価格で製造できるでしょう。
ソニーとしてもA99の後継機やA99の更なる上位機で採用する為にも先ずはD4に採用してもらい、ニコンに長期のサポートを提示して、ニコンとしてもソニーを信用して契約しているのでしょう。
ソニーも今後Aマウント機は勿論ビデオカメラに採用する際にも、プロ用機のD4での使用実績というのは大きな武器になると思います。
キヤノンはCFsat2.0をどの時点で採用するかが肝でしょう。プロ用機のEOS1DXやシネマEOSで採用されていないので、スタートの遅れが、規格争いにどの程度影響が出るかだと思います。
CFA陣営で日本のスチル・ビデオカメラメーカーでプロ用機でシェアが高いのは、事実上キヤノンが孤高の存在だと思うので、今回の規格争いは、キヤノン・サンディスク連合対ニコン・ソニー連合の戦いになるのかも。
ただ、ソニーは今後カメラに採用する可能性が考えられるので、カメラ用のシェアとしては、ニコン・ソニー連合がやや有利になるかもしれません。
最後にこのスレでは製造時の難易度の高さが話題になっていて、これがこの規格にどの程度影響を受けるか分かりませんが、過去の例を挙げると、MMCD対DVDの時はMMCDはCDの生産インフラが転用出来るとして、広報活動を活発に行いましたが、将来性の高い規格という事で、DVDに一本化されました。
その後、ソニーのPS2に採用されたのが皮肉ですが、DVDの普及に大きく貢献したのはご存知の通りです。
ただ、PS2に採用されたRambasメモリの余りにも高い製造ハードル故全く普及しなかったデバイスもありましたが。
HD-DVD対ブルーレイの時も、HD-DVD陣営が、DVDの生産インフラの転用と今までの実績、製造の安さを訴えています。
この時はかなり一本化まで後僅かの所まで来たのですが、東芝の意地というか契約というか、やや拙速な判断で発売に踏み切ってしまったのですが、結果はやはりご存知の通りです。
今回の両規格の製造難易度がどの程度違うのかにもよりますが、余りにも圧倒的な差が無ければ、一概にXQDが不利になるとは言い切れないと思います。
勿論、どちらの規格も競争でより良い物を提供し、出来るだけ長く続けて欲しいと思います。
404z
>type300さん
個人的に規格争いのようなことにはならないだろうと考えます。
ソニーがMSを対応せざるを得ないように ニコンもXQDの対応をD4一代ではなく
次世代でも続けるべきだと思う反面 XQDにこだわるべきではないとも考えます。
D4後継などはXQDとCFastの両対応のWスロットにすれば良いでしょうし
XQDスロットは将来 SDXC UHS-IIアダプタが出れば全く無駄にはなりません。
ニコンとソニーが規格競争で戦うような気が もしあったのならD800やα99でも
XQDを採用するべきでした。
今後はニコン、ソニーもCFの後継はCFastとし それとは別にXQDも対応するという
スタンスが常識的かと思います。
どちらもCFAの規格ですから競う意味合いもないと思います。
CFastのスタートの遅れについてですが XQDの周辺機器対応が始まってるわけでも
ありませんし 実質遅れといえるものはなく むしろニコンのXQD対応は 先走って
梯子を外されたような感じにすら感じます。
レキサーもソニーに追従する形で XQDを第3四半期に発売するとのことでしたが
フォトキナで発表もなかったようですし 第3四半期はあと一週間で終わりですから
事実上の発売延期になるのではないかと思います。
サンがわざわざXQDは製品化しないと明言するほど 割り切れる市場と判断したので
あればレキサーも XQD製品化の中止や撤退すら有り得るのかもしれません。
>ぎゃーとるさん
CFast2.0よりXQD2.0の方が現在 将来性では有利には見えますが PC用のSSDの様に
揮発性メモリの性能が重要視されるわけではないですから 転送速度の上限は
SSDとは事情が違い はるかに問題にはならないはずです。
PCのSSDの場合は 2.5インチに収める必要も既にないため より高速なPCI-Eに
接続させる方向性が合理的ですが CFastの場合は 後にモード7が策定された
CFのように 必要に応じてS-ATA規格を今後も拡張し規格化しても良いわけです。
ですのでこれまでのCFと規格的に近いCFast2.0は カメラメーカーにとっても
導入が容易で 逆にハードルの高そうなXQDより 市場に広く受けいられる可能性は
高いように思います。
ぎゃーとる
>404zさん
いえ、SSDの方がPDA交換メディアとしてCFやXQDの領域におりてくるんですよ。(サイズ的にも)
だからこそ「シリアルエクスプレスに飲み込まれても不思議ではない」と書いたのです。
ぎゃーとる
>404zさん
それともう一つ。
上の方にも書きましたがSATA-xはPCストレージの開発ロードマップから梯子を外されてしまっています。つまり基幹技術の開発がストップしてしまうのです。(電気信号の限界が来てるのでこれ以上を求めるならSATA-Expressのようにレーン式にするか光信号を使う方向にするかの選択になり、INTELはレーン式に、Appleは光を使う方式を開発する事になりました。)
SATA-Xは将来拡張しようにも元になる研究がなされなくなっているので技術的なジャンプは期待できなくなっているのです。
コスト的にもレーン式はINTELが舵を切って業界全体を率いてるので最も量産され技術蓄積が進むのも確定的になっています。
ちなみに先ほども紹介しましたが、現時点でCFと遜色ないメディアサイズにまで小型化され既に一部では生産も始まっています。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/560/318/html/14.jpg.html
XQDも基本的には↑と同じ技術体系なのですが、書き込みの管理・制御の面で大きく異なるようです。(SSDと違い、セルを全体的に分散しながら使い、何万回でも書き込めるようにする制御を省いてるらしいです)
404z
>ぎゃーとるさん
CFやXQDやCFast、どれにしてもまずはサーバやPCやで規格化されノウハウの蓄積や
コスト的に優れたものをカメラの規格に再利用していますのでそうなるとしても先の話です。
カメラ側の対応が必要ですから その時はまたCFAで議論して決めることでしょう。
それと分散書き込み(ウェアレベリング)はCF、SD、SSDでもメディア側のコントローラが
対応してれば使用できる最近では一般的な技術ですよ。XQDでも対応していると思います。
ぎゃーとる
>404zさん
その段階はもう終わっています(サーバー向けのシルアルエクスプレスはとっくの昔に実用化されて製品が出荷されています)
上の写真のmSATA等はコンシューマー向けのPDA向けに既に量産され実用化されているものですよ
匿名
>ぎゃーとるさん
実用化や製品化のことではなく いわゆる「枯れた規格」が使われるという意味です。
ですからそれはまだ先の話だと考えていいかと思います。
少なくともカメラ業界でもそういう認識だからこそ今CFast2.0のドラフトなんでしょう。
ぎゃーとる
>匿名さん
枯れた規格の方が安ければその通りなのですが、ここ数年のエレクトロニクス業界は必ずしもそうとは限りません。
特にx-Expressの技術は安い製品にも次々と実戦投入されています。
もう始まっているのです。
カメラ業界の思惑としてはコスト以前に技術の進歩を遅らせたいのかもしれませんが、そんな事をしていれば本当に進化を続けるスマフォカメラに業界が潰されますよ
404z
匿名になってますが名前を入れ忘れていたようです。
>ぎゃーとるさん
カメラを開発しているメーカーの専門家たちがそれを選択しているわけですから
実際の製品が出来たら それを見て判断されてもいいんじゃないでしょうか。
周りから見えないライセンス上の問題とか様々な事情もあるのでしょう。
XQDのように作ったメーカー自身が消費電力の問題で搭載出来ないなどということを
何度も繰り返されては困ります。
しっかり枯れた規格を使うというのはそれはそれで悪いことではないです。
阿呆者
見ている人の多くが「?」状態になりつつあるような気がするのでちょっとまとめます。(間違いがあれば指摘してください)
CF
互換ストレージ:独自(PCカード)/IDE SSD(IDEモード)
IF技術:ATA(IDE)
速度:167MB/s(6.0=UDMA7で)
普及:すでに枯れている
CFast
互換ストレージ:SATA SSD
IF技術:SATA
速度:600MB/s(2.0=SATA3.0で)
普及:組み込み用途でSATA SSD代わりに使用。メディアとしてはこれから
XQD
互換ストレージ:独自
IF技術:PCI-Express(x1?)
速度:625MB/s(現状168MB/s)
普及:D4での対応のみ
新メディア(ぎゃーとるさん提示のもの)
互換ストレージ:SATA-Express SSD
IF技術:SATA-Express(PCI-Express、x1/x2)
速度:1GB/s(x1)、2GB/s(x2)
普及:メディアが規格化されていない
ポイント、
1、互換ストレージが普及しているものが強い
(互換ストレージより遅れて規格が立ち上がる)
2、XQDとCFastにあまり速度差がない
3、XQDはSATA-Expressと技術がかぶるが独自性もある
4、SATA-Expressに対応する新メディアの規格は策定されていない
(XQDをSATA-Express対応にできるかはわかりませんが、対応できるならば4は無しで)
注:「メディア」はリムーバブルメディアの意味で、「ストレージ」は固定ドライブの意味で使用しています。
どもん
これじゃあ、ニコンは一杯食わされたような立場だね。。。
ソニーもα99あたりでXQDを採用したらいいのに、何を考えているんだか。
くだらない規格ばかり増やすのは勘弁願いたいし、
ソニーには、もっとしっかりして欲しいと思う。
ぎゃーとる
>404zさん
CFもXQDも同じNANDメモリなので、同じ速度域で使う分には消費電力に差は出ませんよ
なので消費電力については基本的にXQDで出る問題はCFでも同じ問題が出ます
404z
>ぎゃーとるさん
それもちょと意味合いが違います。
自社で次世代メディアを開発したのにフラグシップにすら消費電力を言い訳に搭載を見送る。
これではXQDが標準規格になり得るか不安があったからのように見えます。
開発元がそれでは 少なくとも周りは付いてこないですよ。
ライセンス上の問題、開発の容易さなど周りも納得する規格である必要があります。
何か不満が有るからこそCFast2.0を採用するというメーカーが出ているのではないでしょうか。
ねこのまなざし
上でどなたか言及されているように
XQDはソニーの業務カムコーダXDCAM EXでも使われています。
XDCAM EXはSxSというメモリを使うことになっていますが、
今年7月頃のファームアップでカードアダプタ利用でXQDが使えるようになりました。
SxSは高い、カードアダプタでSDを使うのは抵抗がある、
という人にXQDはそこそこ売れていると聞きます。
XDCAMの上位にはHDCAMがあり、機動性重視のXDCAMはビットレートなど割り切った規格となっています。
そのため機動性の高いXDCAM EXによりハイレートがあればという層もあり、
今回の件とは無縁のようにSxSの発売と、より高速なカードの開発は続くかと思われます。
そしてSxSより安価にということでXQDも並行でリリースされるのではないかと思われます。
SDが充分高速な今XQDもCFastも主流にはなれないでしょう。
ダブルスロット機にどっちか搭載というのなら使い勝手がいい規格の方が個人的には嬉しいです。
CFastもXQDも先は見えませんが、SxSのようにSDアダプタが出れば、
長時間連写用途にも単にダブルスロット欲しいだけ用途にもいけて使い勝手はいい気がします。
α99で採用しなかった理由は知りませんが、
転送レート時にはα77の方が厳しいのでこちらの後継機に期待したいところですね。
QTA
正直CFastでも、XQDでもいいけど。。
充分だろ、これ以上フォトデータの大容量化されても困る。。
(あとニコンはこんな見確定なもの採用したんだ・・・)
ぎゃーとる
DevSleepってのはCFAがSATA-IOからライセンス受けてる待機モードの方式です。
これも本来PCストレージ用の技術として開発されたものですが、CFの中身はSATA-3そのまんま流用なんで待機モードもそのまま使えてしまうということです。
SATAは最近になってPCストレージの規格としてINTELから下駄を外されてしまったので生き残りをかけて各所に安く売りこんでるんじゃないでしょうか
ちなみに上でも書いておられる方が居ますが待機モードそのもはXQDにもあるでしょう。とはいえSATA-3の規格をそのまま使っているCFとは実装は違うでしょうけど。
ぎゃーとる
>ねこのまなざしさん
ソニーの本命は現状でも1.2GbpsのSxSでしょうね
XQDはニコンの要望を受けてSxSの技術を流用した規格だと思います。
動画もハイアマ機やプロ機では近い将来にRAW転送が普通になると言われています。
静止画も動画から切り出すという方法が業務用機では可能になりハリウッド役者の写真撮影などでは既に活用されているそうです。
しかし、現状では1Gbps近くまでデータが膨れ上がる問題に対処する方法がPC用のSSDを繋げるというお粗末な状況です。
毎度CFAがPCストレージのお下がりを使わせてもらっている限り、いずれCFもXQDと同じPCI-Express I/Fの導入を検討する日がくるんでしょうね。それも割と近年のうちに。
404z
RAW動画の記録にはSSDが理想的ですよ。低価格で大容量ですから。
容量256GB 書き込み260MB/sの物でもで15,000円ほどでどこでも買えます。
SxSの1.2Gbpsというのは150MB/sのことですから 64GBで7万円の
SxSはコストパフォーマンス的に非常に厳しいです。
4KのRAW動画を一眼レフで記録するには200MB/sは必要になるわけですが
逆に言えば200~250MB/sの性能が出ればそれでいいわけです。
XQDもCFast2.0も4KのRAW動画用にその市場を目標にしてるはずです。
駆野大
XQDの商標をソニーが握っているのがコケた最大の原因では?
SolidBalloon
もし将来XQDが普及せず収束するとなった場合、Nikonは
CF×2へのユニット交換サービスをするのではないかという気がする。
DEN
>404zさん
ブラックマジック社のBMCCがそれですね。
強力な動画機能(動画RAW記録等)だけでなく、REDと同じように動画から静止画用のRAWを切り出す機能まであり、しかも24万円という価格でSSD内臓、マイクロフォーサーズマウント版までラインナップされると、フォトキナでも最も注目を集めた台風の目だったようです。
>駆野大さん
コケるも何も他のハイスピードカードの規格はまだ立ち上がってさえもいませんよ
$p$g
規格の駆け引きを見るたびに思うこと。
理論的な整合性とか将来に向けたゆとりなんてのは二の次三の次。そこそこの高性能を庶民がすぐ使ってくれる価格で出せることの方が重要なのでしょう。そして継ぎ接ぎによる継ぎ接ぎで規格を拡張して、進化するわけです。
あ~またそこそこの速度で安く作れる媒体が最後に市場を席巻するんだろうなと思う今日この頃。