サンディスクがXQDの非採用とCFast2.0の選択を明言

PHOTOGRAPHY BLOGに、サンディスクがXQD規格のカードを造らないことを認めたという記事が掲載されています。

SanDisk Won't Produce XQD Cards, Prefers CFast Instead

  • サンディスクはXQDフラッシュメモリーカードを開発しないことを認めた。サンディスクのディレクターではSusan Park氏が、将来のハイエンドカードには代わりにCFast2.0規格を選択すると述べている。

    サンディスクとCFアソシエーションによって造られたCFast2.0は、最大600MB/秒の能力があり、現行CFよりもずっと高速性が要求される2K/4K動画のニーズにも適合する。

    サンディスクはキヤノンやフェーズワンと緊密に連携しており、新型のCFast2.0カードの提供を既に開始しているが、現在、市場にあるカメラでサンディスクのCFastと互換性を持つものはない。

    我々は、このニュースへのニコンの反応を待っているところだ。レキサーもXQDのサポート計画を発表しているが、現在は、ソニーがXQDカードの唯一の製造業者だ。

 

サンディスクがCFast2.0の開発を発表し、XQDを採用しないことを決定したということなので、今後のメディアの主流が何になるのか気になるところですね。

CFastはまだ対応カメラがありませんが、一方でXQDもソニーα99に採用されませんでしたし、D4でXQDを採用したニコンもD800やD600では採用しなかったので、今ひとつ普及にはずみがつかないような印象です。