オリンパスが今年中を目処に4/3ユーザーのための新製品を開発中

dpreviewに、オリンパスの寺田利之のインタビューが掲載されています。

CP+ 2013: Interview with Olympus' Toshi Terada

  • オリンパスの寺田利之マネージャーは、次世代のフォーサーズカメラへの長い待ち時間が近日中に終わりを迎えるかもしれないことを示唆している。
  • 「我々は今年中にフォーサーズ&マイクロフォーサーズのための製品を造りたい。なぜならば、我々は、SHGレンズとHGレンズを所有しているユーザーのための製品を供給しなければならないからだ。E400やE500、E600シリーズの一眼レフを使っている人もおり、我々は彼らが写真を楽しみ続けられる製品を造らなければならない」
  • 「(上記の4/3ユーザーにとって)AF速度は重要で、そして適切なファインダーが必要だ。また、4/3とm4/3の利点はコンパクトなことなので、適切なサイズであることも必要だ。我々は彼らのためにこれらのものを造らなければならない。一眼レフの利点の1つは、コンティニュアスAFで、この点で、我々は将来のカメラで総合的なAF性能を約束する」
  • スマートフォンのコンパクトカメラへの影響はあり、差別化のために、コンパクトは高価値な製品(高倍率ズーム機、マニア向けの製品、タフモデル)にシフトすると寺田氏は説明している。
  • 「コンパクトのセンサーサイズに関しては、APS-Cではレンズがコンパクトにならない。現時点では判断できないが、おそらく1インチか、1/1.7インチ、またはその中間サイズが将来に生き残るだろう」

 

寺田氏は既存のフォーサーズユーザーのための新製品を開発していることを強調していますが、話の流れから言って、純粋なフォーサーズ機ではなく、マイクロフォーサーズとのハイブリッド機(?)のことを言っているようですね。

HGやSHGのレンズを使って4/3機並みのコンティニュアスAFが可能で、光学ファインダーと遜色ないレベルのEVFを採用したハイブリッド機(?)が登場するのでしょうか。