シグマ17-70mm F2.8-4 DC Macro OS HSM はこのクラスの平均を上回る性能

DxOMarkに、シグマ17-70mm F2.8-4 DC HSM のスコアとレビューが掲載されています。

Sigma 17-70mm f/2.8-4 DC Macro OS HSM C (Nikon) review: update to popular standard zoom lens

 (テスト機はD7000)   Sig17-70F2.8-4新型  Sig17-70F2.8-4旧型   Sig17-50 F2.8 
DxOMarkスコア 16 13 17
解像力 8P-Mpix 7P-Mpix 10P-Mpix
透過 4T 3.8T 3.1T
歪曲 0.4% 0.5% 0.3%
周辺光量落ち -1EV -0.9EV -1.1EV
色収差  8μm 7μm 10μm

 

  • D7000での総合スコア16は、このタイプのレンズとしては良好な性能だ。解像力は旧型の7P-Mpix(これはこのタイプのレンズとしては平均的な解像力だ)から1P-Mpix改善されている。しかし、改善されたのは主に画面の中心部で、周辺部は犠牲になっている。
  • 透過と周辺光量落ち、歪曲、色収差のスコアは、全てこのタイプのレンズとしてはまずまずの値だ。
  • 新型は旧型よりも100ドル高いが、解像力がいくらか改善され、ミドルレンジのレンズの平均を上回るレンズになっている。

 

新型は解像力が少し改善されていて総合スコアも3アップしているので、大幅な改善ではありませんが、旧型からの正常進化モデルと言ってよさそうです。このレンズは、LensTipとePHOTOzineのレビューで結果が異なっていましたが、DxOは周辺部の甘さを指摘していたLensTipに近い結果のようですね。