トキナーAT-X 116 PRO DX II (11-16mm F2.8)はしっかりした性能でコストパフォーマンスは良好

DxOMarkに、トキナーAT-X 116 PRO DX II のスコアとレビューが掲載されています。

Tokina AT-X 116 PRO DX II Canon and Nikon mount lens reviews: popular high-speed zoom revised 

 (テスト機はD7000)  T11-16F2.8II T11-16F2.8 Sig10-20F3.5 N10-24f/3.5-4.5G
DxOMarkスコア 15 16 14 13
解像力 8P-Mpix 8P-Mpix 8P-Mpix 7P-Mpix
透過 3.1T 3T 3.5T 4.6T
歪曲 0.6% 0.6% 0.4% 0.4%
周辺光量落ち -0.8EV -1.1EV -1.2EV -1.1EV
色収差  25μm 22μm 12μm 13μm

 

  • このレンズのDxOMarkのスコア15で、しっかりとした性能だが、旧型よりも1点低くなっている。新型は周辺光量落ちと透過、色収差が若干悪くなっている。幸いなことに解像力のスコアはそのまま維持されており、更に重要なことは、新型はズーム全域を通してより一貫した画質だということだ。
  • 全体の解像力は旧型に及ばないが、新型は全体に均一性が改善されており、またニコン用はAFモーター内蔵がされている(旧型はボディモーターを使用)。若干スコアは低下しているが、F2.8一定の明るさは魅力で、コストパフォーマンスは良好だ。

 

AT-X116の光学系は、初代とII型でコーティングしか変更されていないはずなので、若干のスコアの違いはレンズの個体差によるものでしょうか。新型は総合スコアがわずかに下がっていますが、それでもライバルと比べれば良好な値で、明るさや価格を考えるとお買い得なレンズと言ってよさそうですね。