リコーGRとニコンCOOLPIX A の比較レビューが掲載

ePHOTOzine に、リコーGRとニコンCOOLPIX A の比較レビューが掲載されています。

Ricoh GR Vs Nikon Coolpix A Field Report

  • スイッチONからの起動はどちらのカメラも非常に早く、大きな遅れはないので、起動のもたつきでシャッターチャンスを逃すことはないだろう。
  • ニコンのAFは平凡な性能で、フォーカスポイントの近くでロックする前に前後に小さく迷う動作をする。これは、通常の撮影距離でもマクロ域でも無関係だ。AFは迷うが、しかし常に合焦点を見つける。リコーのAFは、ニコンと比べて非常に速く、迷わずに躊躇なくロックする。
  • 液晶モニタは、ニコンはかなりギラギラとして、結果の画像と別物に見える。リコーは もっと繊細で現実的だ。
  • リコーのモードダイヤルは、ロックが付いていて不用意に動くことがないが、ニコンのモードダイヤルにはこのようなロックは採用されていない。
  • ニコンはコネクタカバーにゴム製のカバーではなく、適切なヒンジの付いたドアが付いている。また、専用のバッテリーチャージャーが用意されているのもニコンの勝ちだ。
  • メニューは異なるアプローチだが、どちらも使いやすい。どちらが良い悪いということはなく、慣れの問題だ。
  • レンズは、どちらも一眼レフクオリティの結果が得られた。レンズはどちらも概ねシャープで、フレアは発生しなかった。どちらのカメラのユーザーもがっかりすることはないだろう。とても厳しく見れば、GRの画質がわずかに好みと感じた。
  • 両機は使い勝手が異なり、もし、ニコン専門で使ってきたユーザーなら、COOLPIX Aを選ぶのが理にかなっている。そうでなければ、使い勝手とパフォーマンスの点で間違いなくリコーGRだ。特にGRのシャキっとしたレンズと高速でポジティブなAF性能には満足している。リコーがバッテリーチャージャーを付属すれば、私には満点のカメラだ。
  • COOLPIX A の良い点: バッテリーチャージャーが付属している、一眼レフクオリティ、コネクタにアクセスしやすい。
  • COOLPIX A の悪い点: AFが遅い、液晶モニタがギラギラしている。
  • GRの良い点: レンズの画質で若干リードしている、液晶モニタがずっと良好、AFがずっと速い。
  • GRの悪い点: バッテリーチャージャーが付属していない、コネクターカバーがゴム製。

 

サンプル画像は少し絞りすぎでレンズの特徴があまりよく分かりませんが、それでもCOOLPIX A はこってりした暖色系で柔らかい絵作り、GRはあっさりとした寒色系でカリッとした絵作りで、かなり絵作りのキャラクターが異なるように感じます。

AF性能はGRが少しリードしているようですが、画質に関しては、どちらがいいというより好みの問題かもしれませんね。