富士フイルムX-Pro1は大きなブレークスルーが得られるタイミングでモデルチェンジする

デジカメWatchに、富士フイルムのマネージャー岩田治人氏と上野隆氏のインタビューが掲載されています。

メーカーインタビュー2013:富士フイルム編

  • Xシリーズは新製品を出すだけではなく、ファームウェアのアップグレードで性能を磨き込むことを旧モデルに対しても行なっている。
  • Xシリーズの強みは何かと言えば、一番は写真メーカーならではの色再現。それは銀塩フィルム時代のノウハウを、デジタル時代に再構築しているから。ノウハウの蓄積があるため記憶色、期待色をデジタルの領域で出している。
  • 一部のWebサイトで囁かれているX-Pro1後継機に関して、当面の間は新製品の予定はない。頻繁に新製品を投入するのではなく、最高級機として十分に納得戴けるものに仕上げてから投入したいと考えている。
  • X-Pro1は(最上位モデルとして)大きなブレークスルーが得られるタイミングで、適切なモデルチェンジを行ないたいと考えている。
  • "Xらしさ"を表現するためには、よいレンズが不可欠だ。少なくともできる限り早く、トータル20本くらいは揃えなければダメだと考えている。
  • 富士フイルムは電子補正に頼らず、光学系だけで補正する設計を今もやっている。補正すれば必ず画質が低下する。また、結像性能を電子補正で補おうとすると、輪郭補正で立体感のない画になる。
  • 1月、ラスベガスのInternational CESでは、新しいレンズを発表する。

 

富士フイルムの色再現やレンズの画質へのこだわりが分かる興味深いインタビューですね。先日の海外のインタビューで「X-Pro1後継機は登場しない」というコメントがありましたが、これは当面の間登場しないという意味で、X-Proシリーズが無くなるという意味ではないようです。来年は急ピッチでXマウントのレンズラインナップが拡充されそうで、とても楽しみですね。

2013年12月17日 | コメント(24)

コメント(24)

うーん、フジの考え方好きだなぁ。ブレイクスルー楽しみ。

大きなブレイクスルーとなると・・・・・・モデルチェンジは
有機センサーを本格的に製造出来るようになってからでしょうか。

あらま! 素敵。

α7買ってから、Xマウントは放出の方向で考えていたけど、もう少し持っていようかな。

このような大メーカーの事業部を代表する方々が
「レフレックスミラーは必要悪」
「ミラーレスならば完全な平面性を持つイメージセンサーの像面でAFし、撮影前にピンの合っているポイント確認できる」
「ホワイトバランスもアート系フィルターも、その結果を確認しながら撮影できる」
と断言していることがキモでしょう。

有機CMOSの発表なんかしなきゃよかったと思ってそうですね。
レンズも高性能だし期待が高まります。
ブレイクスルーが起きた時のためにお金貯めて待ってます。

有機センサーの開発が順調に進んでるとみていいのだろうか

XF10-24mmF4 R OISはやはり少し遅れて来年2月発売のようですね。初出の店頭販売価格は109,800円程度と予想します。

是非とも、換算35mmf2.0の寄れる小型の奴を。
そう、X100Sにくっ付いてるあのレンズです。

>>clou氏
まあフジは実質レフ機作れないメーカーですから……

x100sのEVFはかなり良いところまで来てると思うし、趣味で使うならそろそろミラーレスでも我慢できそう

『富士フイルムは電子補正に頼らず、光学系だけで補正する設計を今もやっている。』いいですね~、このポリシー!!!

pro2は有機CMOS初号機っていってるようなもんですね
はよ

写真好きがカメラを造っているのだなと思わせるインタビューですね。
明確なポリシーと自社製品への自信が感じられます。
Xシリーズの立ち上げ当初からカメラ店や家電店などで何度か弄っていますが、同じ機種なのに応答性や操作性が良くなってる?と感じたのは気のせいではなくファームアップのおかげだったんですね。
より大きな市場(より多くの顧客)に対して大きな規模で生産し、それなりの利益を出さないといけない2強とは違った製品群が期待できます。
また、ある意味では実験的な技術をアグレッシブに製品に反映させているソニーについは、カメラは良いけどレンズはどうなの?と感じることがありますが、フジはレンズも重要視しており、好感が持てますね。

願わくばフルサイズセンサーを採用して同様の展開を望みたいのですが、これも「大きなブレークスルーが得られるタイミング」待ちですかね^^;

定番の焦点レンズ群のラインナップに
多くのファームアップがすごくユーザーフレンドリーに感じます。
今αユーザーですがセカンドマウントは富士を使いたいと思ってます。
X-proは個人的にもうちょい質感と重さがあると良かったです。
X-pro2はどうなるんだろう…楽しみ☆

X-S1後継機については、話に出なかったどころか「今年度唯一モデルチェンジしなかったのはX-Pro1だけですが」って…その存在すら忘れられてしまったのでしょうか…
X20の発表以来、ずーとX-S2を待っているのに…。

銀鉛フィルムメーカーでもあるFUJIがレフミラー必要悪論を唱えるのは無神経(不用意な発言)のように思います。現役フィルム機ユーザーの私としてはフィルム機の殆どがSLRなのになぜそんなことを言うのかな~という感じがします。同じことをソニーが言うのならば理解できますが。また、像面異相差AFは異相差AFに合焦スピードの面ではまだ追い付いていないことはEOS―70Dでメーカー自体が認めていることで、将来のことは分かりませんが現時点で結論付けられることではないようにも思えます。FUJIの大阪本町のサロンにもフィルム機を全く展示していないのでフィルム機をやる気がないのは明らかなのですが。それでもね という感じです。

>輪郭補正で立体感のない画に…

常々、少々歪んでいても、無補正の方が良いと思っていたのですが、私の目が変な訳じゃなかったんですね。安心しました。
ミラーレスを入れる時が来たなら、フジを第一候補にしたいですね。

フジのこの姿勢には好感はもてますね。
でもこのXシリーズも二順目に入り、クラシカル路線も少々食傷気味です。
同じスペックでクラシカル路線でないボディも同時に用意してほしいですね。
新規ユーザーもデザインで欲しい人は一順目で購入してしまったでしょうし、これから手詰まりになっていくのでないでしょうか?

インタビューの全てに納得と賛同ができ、今後に対して期待できる内容で、とても嬉しく思いました。

★あまり訴求点としてお伝えできない部分ですが、Xシリーズは新製品を出すだけではなく、ファームウェアのアップグレードで性能を磨き込むことを旧モデルに 対しても行なっています。たとえばX100Sのアップグレードはもちろんですが、同時にX100向けのファームウェアもブラッシュアップし、AF性能など を向上させています。富士フイルムのXシリーズでは、過去の製品もしっかりとサポートし、大切にお客様に使って欲しいからです。
★あっと驚くような大幅な小型化や、Wi-Fiなど無線技術を使った最新の機能、といった部分はニーズに対応できるよう開発は継続して行なっていますが、決して富士フイルムとして“強い”部分ではありません。我々としては、自分たちの強み、特徴をきちんと出す手段として、徹底的に色再現と画質に拘っていま す。
★富士フイルムは電子補正に頼らず、光学系だけで補正する設計を今もやっています。
★確かに光学設計を変えれば、0.4秒でAFが完了するところを0.2秒に詰めることができるでしょう。しかし、その0.2秒の差よりも画質の方が大事。
★20本を揃えるところまで全速力で走りますが、すべてのレンズについて高い光学性能を保証します。

レンズ20本という数は、ミジンコから宇宙までカバーする決意の表れだととらえました。

フジの考え方が好きです。買い控えているE2が欲しくなって来ました。

私の持っている他社ミラーレス機などで不自然な画だなぁと思うことが多々ありますが、
電子補正の弊害なのか自分がヘタなだけなのか・・・

> 補正すれば必ず画質が低下する。また、結像性能を電子補正で補おうとすると、輪郭補正で立体感のない画になる。
この点は同感ですが、
> 富士フイルムは電子補正に頼らず、光学系だけで補正する設計を今もやっている。
http://dslr-check.at.webry.info/ さんのリンクが切れちゃって確認できないのですが、XF18mmF2 Rって歪曲収差の電子補正前提だったと思います。
それにX-E2の点像復元処理は、適当ではなく、レンズの特性や絞り値から計算できる回折ボケの大きさに基づいているとはいえ、光学的ではなく撮影後のデータに対する演算でやっているわけで、本質的には輪郭補正と変わらないと思います。

理想は素晴らしいのですが、トップが自社の現状と異なることを語るのは、信頼性を失います。
「現状は理想に達していないけれど、理想に向けた製品づくりをしているので期待して欲しい」と語るなら結構ですが。

インタビュー読みましたが、画質への強いこだわりを感じますね。本気度の高さが伺えます。

ただ、X-Pro1が徐々に型遅れになりつつあるのは事実…ブレイクスルーがいつになるのかわかりませんが、それほど遠い話だったらファンは離れていってしまいます。できれば2年内の発売を期待したいです!

>>COLEさん

インタビューでは
>XFの単焦点レンズ3本は電子補正ゼロです。
と言っています。全てのXマウントレンズが電子補正していないとは言っていませんよ。
X-E2では点像復元処理をOFFにできるようになりましたし、富士フイルムとして光学性能の追及という姿勢はブレていないと思います。

>>COLEさん
前半は目標としてはそれで実際に3本は電子補正をしていないと本文にあるとして、後半の"本質的"というのはどういうことでしょうか?
ピクセルごとに均等に計算できる回折ボケの補正と、どうしても補間作業が多くなる歪曲収差補正はかなり異なる補正に思えるのですが。


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このページは、2013年12月17日 に公開されたブログ記事です。

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