富士フイルムは現時点ではフルサイズ機の計画はない

Fuji Rumors で、富士フイルムマネージャーのカワハラ氏のインタビュー動画が紹介されています。

Fuji manager Mr.Kawahara: "We have no plan to provide full frame body just now."

  • 2howが、富士フイルムマネージャーのカワハラ氏のインタビューを実施しており、これはyoutubeで見ることができる。以下はいくつかのトピックス。
  • カワハラ氏は、XFレンズがフルサイズ機と互換性がないため、フルサイズ機の開発には乗り気ではない。

    「もし我々が、フルサイズのボディを発売するなら、フルサイズ用のレンズの発売しなければならない。これはXシリーズのユーザーには良いことではない」

    従って、現時点では、フルサイズボディを供給する計画はない。


  • "現時点"では、X-Pro1後継機の計画はない。従って「我々は、X-Pro1のレスポンスをファームウェアのアップグレードで改善するはずだ」
  • 顧客からの要望が多いため、将来は16MPより高画素のセンサーの採用を考えている。
  • XCレンズを大口径化しながらサイズを維持するのは不可能だ。これは光学技術には限界があり、容易には解決できないためだ。
  • 富士フイルムは自社のカメラのサポートと改善を、ファームウェアのアップデートによって継続するつもりだ。

 

海外では富士フイルムのフルサイズ機の噂がしばしば流れていますが、富士フイルム自身は、レンズ交換式のフルサイズ機に関しては現時点では否定的なようです。

ただ、以前に噂が流れたレンズ固定式のフルサイズ機に関しては、交換レンズの問題はないので、可能性はあるかもしれませんね。

あと、X-Pro1の後継機は現時点では計画が無いと言っているのが気になるところです。噂の一眼レフスタイルの新型機が、X-Pro1の事実上の後継機になるのでしょうか。