ソニーが「α6000」を正式発表

ソニーが、AFを高速化したEマウント機「α6000」を正式に発表しました。

Sony a6000 promises world's fastest AF and 11 fps subject tracking

  • ソニーはNEX-6の後継機となるミラーレスカメラα6000を発表した。このミッドレンジのミラーレス機には、24MPのCMOSセンサーが採用され、最新のBionz X プロセッサーと、画面の92%を像面位相差の測距点でカバーする磨き上げられたハイブリッドAFシステムが採用されている。
  • 新しいAFシステムは動体を追尾しながら11コマ/秒の連写が可能で、ソニーによると世界最速のAFが約束されている。このカメラは、動画愛好家のためにゼブラパターンとクリーンHDMI出力機能が搭載されている。NEX-6のXGAのEVFが好きな人は、α6000の低解像度のEVFにがっかりするかもしれない。
  • このカメラは、シルバーとブラックが用意され、ボディのみで650ドル、16-50mm F3.5-5.6のキットが800ドルになる。
  • α6000のスペック

    - 24MP APS-Cセンサー
    - Bionz X
    - ボディはマグネシウム合金
    - ISO100-25600(マルチフレームNRで51200)
    - フォーカスポイント179点
    - 2倍のデジタルズーム
    - 液晶モニタは3インチ92.1万ドット。チルト可能
    - EVFは144万ドット、倍率0.7倍
    - シャッターは30秒-1/4000秒、シンクロは1/160秒
    - 連写は11コマ/秒
    - 動画は1920 x 1080 60p
    - 大きさは120 x 67 x 45mm
    - 重さ344グラム(バッテリー含む)
    - 方向センサーあり
    - GPSは非搭載

 

α6000のスペックは、AFと連写に関してはかなりのもので、実写でどこまで動体に食いつくのか興味深いところです。価格は650ドルと非常に安価で、価格的にはNEX-7後継機というよりは、dpreviewの言うようにNEX-6の後継機という印象です。

残念なのはEVFが144万ドットの低解像度なものに変更されたことで、これは低価格化のためにやむを得なかったのかもしれませんね。