DxOMarkにパナソニックFZ1000のセンサースコアが掲載

DxOMark に、パナソニックの1インチセンサーを採用する高倍率ズーム機「DMC-FZ1000」のセンサースコアのデータが掲載されています。 ・Panasonic Lumix DMC-FZ1000 sensor review: Ultimate all-in-one?
 

 

  FZ1000       RX10      RX100M3 
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
64 69 67
Color Depth
(色の再現域と分離)
22.1 22.9 22.4
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
11.7 12.6 12.3
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
517 474 495

  • FZ1000の1インチ20.1MPセンサーは、64の良好なスコアで、これはNikon 1 をしのぎマイクロフォーサーズに迫っている。高感度はより大きなセンサーに比べるといくらか制限されるが、ISO517は1インチとしては良好なスコアだ。
  • FZ1000のセンサーは良好な性能だが、同じようなスペックのソニーRX10のセンサーよりもいくらかスコアが劣っている。このことは、もしFZ1000がRX10と同じセンサーでなければ、近い関係のセンサーであることを示唆している。高感度性能は実質的に同等だが、色再現とダイナミックレンジはソニーが少し(ダイナミックレンジは最低感度では1EV近く)優っている。
  • FZ1000のセンサーは、RX10ほどではないにしろ同等の性能のセンサーで、価格は若干安価なので、FZ1000はこの新しいクラスの強力な挑戦者だ。

 

FZ1000のセンサーは、ソニーRX10と同じソニー製1インチの裏面照射型センサーだと噂されていますが、DxOでは、スコアに若干の差がついているようですね。高感度は誤差の範囲内かもしれませんが、ダイナミックレンジは1EV近く異なっているので、誤差というには違いが大きいような印象です。

[追記] スコアの信憑性やデータの見方などのDxO自身についてのコメントはこちらでお願いいたします。