富士フイルムの主に交換レンズに関するインタビューが掲載

Admiring Light に、ドイツ富士フイルムのTorben Hondong 氏のインタビューが掲載されています。

Interview with Fujifilm's Torben Hondong (via PhotoRumors

  • (なぜ16-55mm F2.8 には手ブレ補正が搭載されていないのか?) 主な懸案事項は、サイズと重さに関するものだ。ユーザーが求める高画質をキープすると、手ブレ補正付きのレンズにすると、太さと長さの両面で大きくなりすぎる。
  • (90mm F2 はモックアップではかなり大きく見えるが?) モックアップは最終的なものではなく、同様のサイズかもしれないが、より小さくなるかもしれない。
  • (ハイエンドユーザー向けのレンズを主に計画しているのか、廉価で小さいレンズも計画しているのか?) ハイエンド向けのレンズもコンシューマーレベルのレンズもどちらも十分にラインナップする計画だ。
  • (シフトレンズや魚眼のような特殊なレンズの計画は?) 56mm F1.2 APD は最初のステップで、更に特殊(専門的)なレンズが登場する。
  • (望遠の単焦点レンズの計画は?) 現時点では計画は無いが、ことによると2016年のロードマップでは見直されるかもしれない。
  • (35mm F1.4 のAFモーターが高速化されるという噂は本当か?) 将来は可能性があると思うが、現時点で計画が進めれているかどうかは分からない。
  • (X-Pro1後継機についてなにか情報はあるか) X-Pro1のユーザーは、X-T1のEVFを組み込んだハイブリッドファインダーを望んでいるが、これをX-Pro1のボディに組み込むのは難しい課題だと分かった。

 

16-55mm F2.8 は、最新のロードマップではOISの文字が消えていたので、手ブレ補正が無くなると予想されていましたが、どうやら大きさの問題から手ブレ補正が外されたようですね。

X-Pro1後継機に関しては、はっきりとした情報はありませんが、後継機のファインダーで試行錯誤しているようなので、富士フイルムがハイブリッドファインダーを搭載したX-Pro1後継機を開発していることは間違いなさそうです。