ミラーレスシステムに関するニコンのインタビューが掲載

Amateur Photographer に、ミラーレスシステムに関するニコンのプロダクトマネージャーのインタビューが掲載されています。

Photokina: Nikon defends lack of large-sensor CSC

  • ニコンがなぜ、APS-Cやフルサイズの大型センサーのミラーレス機を発売しないのか尋ねたところ、ニコンヨーロッパのプロダクトマネージャーである Dirk Jasper は「Nikon 1 システムを過小評価するべきではない。Nikon 1 は1インチセンサーだ。一方で(1インチであることには)アドバンテージがあり、それは、他の(大型センサーの)ミラーレスは、残念ながらもやはコンパクトではないということだ」と述べている。
  • 「Nikon 1 V3 は反響が非常に大きいために、供給が追い付いていない」
  • Jasper氏は、ミラーレス市場が成長していることを認めたが、「(ミラーレスの)市場は穏やかに成長しているが、市場全体と比べると非常に小さな規模だ。全体の金額と数量の点で、(ミラーレスは)一眼レフと比べると本当に小規模だ」と付け加えている。
  • ニコンはプロフェッショナルレベルのミラーレスを実際に発売するのだろうか? Jasper氏は、ニコンはNikon 1 を発売することで、既に一眼レフは「聖杯」ではないことを示していると強調している。
  • 彼は「一眼レフが永遠に存在するかどうかは予測ができないが、(一眼レフは)ミラーレスよりもAF速度やAF追尾、そしてライフサイクルの信用性で優っている」と主張している。
  • プロフェッショナルレベルのミラーレスカメラは、いつかは登場するかもしれないが、我々はプロ用の「2番目に良い製品」を提供することはできない。

 

ニコンは、当面はこれまで通りミラーレスは1インチのNikon 1 、それよりも大きなセンサーのカメラは一眼レフというラインナップを維持する可能性が高そうですね。

ニコンの大型センサーのミラーレス機はすぐには登場しそうもありませんが、いつかやるときには最高のソリューションを提供すると述べているので、ニコンが将来このジャンルに参入するときには、驚くようなすごいシステムが登場するかもしれませんね。