パナソニックGX8のDxOMarkのスコアはm4/3機でトップ

DxOMark に、パナソニックDMC-GX8のセンサースコアとレビューが掲載されています。

Panasonic Lumix DMC-GX8 Review: Top-ranking Four-Thirds sensor 

 

   GX8       GX7       GH4      E-M5 II      E-M1   
Overall Score
(RAWによる
センサーの総合点)
75 70 74 73 73
Color Depth
(色の再現域と分離)
23.5 22.6 23.2 23.0 23.0
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
12.6 12.2 12.8 12.4 12.7
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
806 718 791 896 757

  • GX8の新しい20.3MPセンサーは、総合スコアは75に達しており、マイクロフォーサーズ機のセンサーで最高のスコアだ。旧型の16MPセンサーと比べると、色再現と高感度のスコアが若干改善しているものの、DxOMarkのスコアではそれほど顕著なアドバンテージは見られない。
  • ダイナミックレンジのスコアはGH4やE-M1と比べると若干後れを取っているが、これは気付かない程度だ。
  • GX8のセンサーは、20MPに高画素化され4K動画に対応しており、これは競争の激しいミラーレス市場において歓迎される進化だ。このセンサーは、GH4などの以前の16MPセンサーと比べて顕著な改善は見られず、高画素化はされたが、APS-Cのセンサーには引き続き若干後れを取っている。

 

GX8の新しい20MPセンサーは劇的な改善こそ見られないものの、高画素化しながらこれまでの16MPセンサーよりも若干スコアを改善しているので、正常進化モデルと言ってよさそうです。高感度はE-M5 II の16MPセンサーには及びませんが、これまでのパナソニック機と比べれば多少改善されているので、高画素化の悪影響はなさそうですね。