DxOMarkにパナソニックMACRO 30mm F2.8 OIS のスコアが掲載

DxOMark に、パナソニックの標準マクロ「LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S.」のスコアとレビューが掲載されています。

Panasonic LUMIX G MACRO 30mm F2.8 ASPH. MEGA O.I.S lens review 

 テスト機はGH3   Pana Macro 
 30mm F2.8 
 Pana
 25mm F1.4 
 Pana Macro 
 45mm F2.8 
Oly Macro
 60mm F2.8 
DxOMarkスコア 17 21 16 17
解像力 9P-Mpix 10P-Mpix 8P-Mpix 9P-Mpix
透過 3.2T 1.7T 3.3T 3.2T
歪曲 0.4% 1.6% 0% 0.1%
周辺光量落ち -1.2EV -1.2EV -1.3EV -0.7EV
色収差 6μm 14μm 9μm 8μm

  •  30mm F2.8 は周辺光量落ちと倍率色収差が少なく、GH3でのスコアは17で良好な性能だ。解像力と画面全体の均一性は良好だが、開放では周辺部は中央に比べると解像力が落ちる。F4に絞ると解像力は改善し、性能のピークに達する。F5.6でも同程度の性能で、F8では回折の影響が顕著になる。
  • 歪曲は糸巻き型で、この種のレンズ(マクロレンズ)としてはとても大きい。
  • 他のマクロ(パナソニック45mm F2.8、オリンパス60mm F2.8)と比べると全体的な性能は同レベルだ。30mm F2.8の解像力は45mm F2.8よりも若干上だが(オリンパス60mmとは同程度)、F5.6に絞ると差はそれほど無くなる。30mm F2.8 は45mm F2.8 で見られた同心円状のボケが見られない。
  • 30mm F2.8 の光学性能はとても良好だ。この種のレンズのラインナップへの追加は歓迎だが、今日の市場では少しニッチな製品だ。

 

30mm F2.8 は比較的安価なレンズですが、スコアはより高価な45mm F2.8 以上と、とても良好な性能で、コストパフォーマンスに優れたマクロレンズという印象です。m4/3のマクロレンズは、パナの2本に加えてオリンパスの60mmもあるので、選択肢がかなり豊富になってきましたね。