キヤノンが3種類のイメージセンサーの外販を開始

Image Sensers World に、キヤノンが外販する3種類のセンサーの詳細が掲載されています。

First Canon CIS Products

  • 以前に報告したように、キヤノンは独自開発の製品で、イメージセンサー市場に参入する。以下は、キヤノンから最初に販売される製品だ。
  • 19μm フルHD CMOSセンサー
    - 高感度ローノイズ、超低輝度で撮影可能
    - センサーサイズ:35mmフイルムサイズ(36.48x20.52)
    - フィルタータイプ:RGB、RGB+IR、モノクロ
    - 有効画素数:2.2MP(2000x1128)
    - ピクセルサイズ:19μmx19μm
  • 5MPグローバルシャッターCMOS
    - グローバルシャッターの採用で動体でも歪みのない画像が得られる
    - センサーサイズ:2/3インチ
    - 有効画素数:5.33MP(2592x2056)
    - フィルタータイプ:RGB
    - ピクセルサイズ:3.4μmx3.4μm
    - 最高フレームレート:120fps
    - プログレッシブスキャン
  • 120MP CMOSセンサー
    - 人間の目の光受容体とほぼ同じ超高画素
    - センサーサイズ:APS-H(29.22x20.20)
    - フィルタータイプ:RGB、RGB+IR、モノクローム
    - 有効画素数:122MP(13280x9184)
    - ピクセルサイズ:2.2μmx2.2μm
    - ローリングシャッター

 

キヤノンがセンサーの外販を開始するということなので、キヤノンは、センサー開発にこれまで以上に力を入れることになりそうです。

外販される3つのセンサーのうち、2つは動画用ですね。最初のフルサイズセンサーは、2015年に登場したME20F-SHに採用されているセンサーと同系統のものでしょうか。

3つ目の120MPセンサーは主にスチル用で、以前に発表されたEOS 5D系統の試作機に搭載されていたセンサーのようですね。このセンサーを搭載した、超高画素機が製品化されるのか興味深いところです。