富士フイルム広報担当者のインタビュー

Fuji Rumors で、Fuji GuyのBill氏(富士フイルム広報)のインタビュー動画が紹介されています。

Fuji Guy Billy: 4K in X-Pro2 is Possible

  • Bigheadtaco.comがFuji GuyのBilly(※富士フイルムの広報の方です)に1時間のインタビューを行っている。以下はそのまとめ。
  • X-T2は大変によく売れている(多くの販売店でまだバックオーダーがある)。
  • X100Fのセンサーは消費電力が大きくなっており、これまでよりも大きなバッテリー(NP-W126s)が必要だった。
  • X100Fの新型のテレコンバーターとワイドコンバーターは、テレコン/ワイコンの装着をカメラが検知するためのマグネットが内蔵されている。旧型のコンバーターもX100Fで使えるが、手動でメニューから設定しなければならない。
  • X-T20の4K動画はいくらか解像力が低い。これは4Kでクロップはしないが、ハーフラインスキップだからだ。
  • (ハーフラインスキップでX-T20でオーバーヒートせずに4K動画が可能なら、X-Pro2もファームの更新で4K動画が可能では?)そうなって欲しい。私は何度も言っている。X-T20のような解決策があるのに、なぜX-Pro2に4Kが採用されていないのか理解できない。この件について、私は日本(本社)と戦っている。
  • 富士フイルムは、2月末にGFX用に無料のテザリングソフトをリリースする。このソフトはX-T2とX-T1でも使用できる。
  • (フォーカルプレーンシャッターについて)将来、(グローバルシャッターが登場すれば)必要なくなるだろう。そして、(グローバルシャッター登場時に)レンズが古くならないように、GFXではレンズシャッター非搭載のレンズの開発を決定した。
  • サードパーティーから、GFX用の多くのマウントアダプターの登場が期待できる。
  • GFXの3本のレンズは隅々まで驚くほどシャープだ。
  • 2017年の中頃にGFX用の2本レンズ(110mm F2と23mm F4)がリリースされる。2017年の終わりには45mm F2.8 がリリースされる。
  • GFXは、フイルムシミュレーションのアスティナとプロビアの特性曲線を変更している。これはセンサーのダイナミックレンジが素晴らしく広いためだ。
  • (APS-C用のレンズについて)現行レンズのII型が登場するが、スポーツ撮影用の望遠単焦点も登場する。
  • Wi-Fiアプリケーションの改善が必要なことは認識しており、改善されることを確信している。
  • 富士フイルムはタイではナンバーワンのブランドで、これは女性が富士フイルムの肌のトーンを気に入っているため。

 

確かに小型のX-T20がラインスキップで4K動画の発熱の問題が回避できるなら、ハードウェア的には、X-Pro2にも4K動画を追加することはできそうな気がしますが、何か他に問題があるのでしょうかね。それともX-Pro2のポリシーの問題でしょうか。

Xシリーズのレンズに関しては、噂通り現行レンズのリニューアルが始まるようですね。また、新しい望遠の単焦点は、以前に噂されていた200mmでしょうか。