DxOMarkにオリンパスED25mm F1.2 PROのスコアが掲載

DxOMark に、オリンパスの標準単焦点レンズ「ED25mm F1.2 PRO」のスコアとレビューが掲載されています

Olympus M.Zuiko Digital ED 25mm f/1.2 PRO lens review 

 テスト機はE-M1II   Oly 25mmF1.2   Pana 25mmF1.4   Pana 25mmF1.7 
DxOMarkスコア 26 27 24
解像力 14P-Mpix 13P-Mpix 10P-Mpix
透過 1.8T 1.8T 2T
歪曲 0.2% 1.6% 1.2%
周辺光量落ち -1.2EV -1.2EV -1.4EV
色収差 15μm 14μm 20μm

  • オリンパス25mm F1.2のDxOMarkのスコアは26で、パナソニックの25mm F1.4にわずかに後れを取っている。
  • 解像力は、開放では中央は60%、隅は55%の尖鋭度で、若干解像力が低い。F1.8からF2.8では中央は尖鋭度70%の素晴らしい解像力だが、隅は完全に均一にはならない。F4からF5.6が解像力のピークで、このとき鮮鋭度は70%前後で、画面全域で均一になる。
  • 歪曲は0.2%のごくわずかなタル型で目立たないので、後処理による補正は不要だ。
  • 周辺光量落ちは、開放でもよく補正されている。F2.8以上に絞っても-0.33EV前後の周辺光量落ちが載っているが、これは一番隅の部分だけで、影響は少ない。
  • 色収差の15μmの値は、いくらか色ズレが目立つことを示唆しており、特にF1.2からF2.8では、周辺部で目立つが、絞り込むと(完璧ではないものの)改善する。
  • パナソニック25mm F1.4との比較では、開放ではパナソニックは中央の解像力は高いものの、周辺部の解像力の落ち込みがより顕著だ。F2.8以上ではどちらのレンズも全画面で均一に近い素晴らしい解像力になる。パナソニック25mm F1.7は悪くはないが、絞っても、パナソニック25mm F1.4やオリンパス25mm F1.2ほど解像力が上がらない。
  • 透過はパナソニック25mm F1.4と同程度で、25mm F1.7と比べてもそれほど変わらない。
  • 歪曲はオリンパス25mm F1.2が、パナソニックの2本のレンズよりも顕著に小さい。周辺光量落ちは3本とも同程度だが、絞るとオリンパス25mm F1.2とパナソニック25mm F1.4は素早く改善し、F2で極めて小さくなるが、パナソニック25mm F1.7は改善が遅い。F2.8以上では3本とも周辺光量落ちは解消する。
  • 色収差は、スコアでは3本ともあまり変わらないが、パナソニックは隅の部分に色収差が限られており、オリンパスは周辺部の広い部分で色収差が目立つ。
  • オリンパス25mm F1.2は、スコアは若干パナソニック25mm F1.4に後れを取っているが、解像力は若干オリンパスが高く、歪曲は大幅に少ない。このレンズは、F1.2開放でも性能も良好だが、F2に絞ると中央の解像力が顕著に改善する。

 

DxOMarkのテストでは、パナソニック25mm F1.4がかなり健闘しているという印象です。開放付近の均一性ではオリンパスが優れていますが、中央の解像力はパナソニックが高く、絞るとあまり変わらなくなるようです。

オリンパスはF1.2の明るさが魅力ですが、価格や大きさを考えると、パナソニック25mm F1.4も魅力的な選択肢ですね。

2017年4月 2日 | コメント(16)

コメント(16)

価格差からすると
せめてパナライカを引き離す結果を期待していました

パナのF1.4をEM1の旧型で使ってますが、満足しています。歪曲はありますが、コストパフォーマンスを考えれば十分でしょう。それを改めて確認できて満足です。でもオリのF1.8のテスト結果も見たかったな。

T値とF値どちらを重要視するかは時代とともに変わってきましたね、感度の低いフイルム時代は少しでも早いシャッタースピードが欲しかったのですが今はボケ量の方が大事になってるみたいです。そのためのレンズですがギリギリの選択なのでしょう。

ボケの綺麗さはどうなんでしょうかね。

25mmf1.2PROはプロからは非常に評価の高いレンズです。解像度重視ではなく、ボケ味、描写の立体感にOLYMPUSのこだわりを感じます。NIKKOR105mm1.4のようにボケ味に加え解像性能も持ち合わせていれば尚良しでしょうが、換算50mmの標準レンズは使い手がありますからね。

DxOMarKにはボケの評価はないから、この結果は仕方がない。
それと、Oly 25mmF1.8も比較して欲しかった。

オリンパスの25mm F1.2とパナソニックの25mm F1.4では現在の最安値で約2倍以上の価格差があるので、オリンパスには正直もっと頑張ってもらいたかったですね。
何せオリンパスの最上位グレードのPROレンズですから、これがオリンパスの全力なのかと判断されてしまいます。
もちろん描写以外のところで相応のコストが掛けられているのだと思いますが、標準レンズの単焦点でPROと銘打つものですからちょっと残念な結果ですね。

あれだけレンズ使っていればT値は大きくなるでしょうね。
DxOのスコアに出ない要素で評価すべきレンズなのでこんなところでしょう。

スコアに反映されないボケ味や色味などの「味」もレンズの大きな美点だと思うですが…スコアが低い銘玉も沢山ありますしね。
それでもやはりカタログスペックが低いと批判されてしまうようですね。
そういった批判により「味」のあるレンズが消えてしまうのは淋しいです。

カタログスペックやこういったスコアに反映されない部分を奢って作ると不満が出る→同じ方向性で高低、上下のある製品で溢れるというのは避けてほしいですね。
なんでも万能は確かに素晴らしいでしょうが、このスペック、価格の製品をわざわざマイクロフォーサーズで手に入れるにはそれなりの“意図”というものがございましょうから、手に入れて撮ってみて、予め使い途が見えていて、という御仁にとってどうか?というとこでしょうね。

皆さんが書いておられるように、ボケ味・色味の評価がないですからね。
解像度が高くても、2線ボケがでると多くの人は不満を持つと思います。

オーディオ機器が測定器で測定できる、周波数特性や歪率、出力などだけで評価され、本来一番重要な「音質の良さ」が議論されなかった1970年代のオーディオのイメージがします。

フォーサーズの D SUMMILUX 25mm F1.4 が、単なる解像だけではない「空気を写すような」描写と言われていましたが、M.ZD 25mm F1.2 Pro はそれに通じるものがあるように思えます。スコアだけで判断するとガッカリする方もいるでしょうし、「カリカリ」な写りが絶対至上という方は実際に撮影して期待はずれと思うかもしれません。でも、この写りにハマると「これしかない」と思えるインパクトもあります。
スコア的に高評価を受けている DG SUMMILUX 25mm F1.4 は確かに万人がよく写るレンズと思えるような出来ですが、なんと言うか優等生すぎて D SUMMILUX 25mm F1.4 のマイクロフォーサーズ版を期待していた自分にとっては、ちょっとだけ期待と違っていました。

このレンズはボケよりも、レンズを贅沢に使って光学性能を追求したレンズだと思うのですが、少し残念です。他社でも50mmはいいレンズが沢山あるので、オリンパスには12-100mmのようにm43でしか出せないレンズでマウントの魅力を高めて欲しいです。

LUMIX、いや、ライカの25 1.4を使ってます。F値が大きいOLYMPUSも魅力だなと思ってましたが、レンズ選択の幅はm4/3全体の魅力のひとつですね。
ライカのボケもなかなか好きですが、OLYMPUSのボケ味も試してみたいです。

Pana25mmF1.4とOly25mm、昨夜、リビングで撮り比べてみました。暗がりに横から光が当たっているテーブルや椅子が被写体です。結果はほぼ記事の通り。Pana25mmのコストパフォーマンスの良さを実感することに。ただ、Pana は白い椅子の明暗コントラストの強い部分にやや強めのパープルフリンジが発生。Oly ではほとんど目立ちません。三脚固定で ISO200、F1.4の撮影でしたが、被写界深度は Olyのほうがわずかに浅い感じです。絞り優先オートでカメラが判断したシャッタースピードは Panaが 1/5、Oly は1/4。両者誤差の範囲でほぼ同じでした。ちなみに私は E-M1 II ユーザーですが、Pana 25mmではレリーズ直前の絵を記録できる「プロキャプチャー撮影」が利用できないことが分かりました。説明書にもOly製MFTレンズしか使えないことが明記されています。なお、ハイレゾショットは Pana 25mm でも可能です。AFは Olyのほうが早く、コンティニュアスAFでは差が顕著です。私は人物や子供、動物狙いなので、Olyの出動機会が増えそうです。

デジカメWatchに開発者インタビューが掲載されています。
とても読み応えのある記事です。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview/1055379.html
並々ならぬ拘りを持って開発されたレンズなんですね。


コメントする

※コメントは承認後に表示されます。初めてコメントされる方はこちらをご一読下さい。
※同じ記事にハンドルを変更しながら投稿された場合は、コメントを削除します。
※記事の内容を無視したコメント、煽り・いやみ・皮肉・感情的なコメントは承認いたしません。

スポンサーリンク

月別アーカイブ

2018年
1月 2月 3月 
2017年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2016年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2015年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2014年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2013年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2012年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2011年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2010年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2009年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 
2008年
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 

2018年3月

        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

このブログ記事について

このページは、2017年4月 2日 に公開されたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「富士フイルムX-E3が2017年の秋に登場?」です。

次のブログ記事は「ツァイスBatis 2.8/135の画像が掲載」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

デジカメinfo topに戻る