ニコンKeyMission360はソフトウェアの大幅な改善が必要

dpreview に、ニコンのアクションカメラKeyMission360のレビューが掲載されています。

Nikon KeyMission 360 review (以下Nikon Rumorsのまとめより)

  • KeyMissionのハードウェアは多くの点で印象的だが、ソフトウェアとモバイルデバイスとの連携は、それらのアドバンテージを帳消しにしてしまうものだ。ニコンは段階的に進歩しているが、このカメラを部屋の向こう側に放り投げて、耐ショック構造のテストをしたい衝動に駆り立てられるかもしれない。

    ニコンのKeyMission360には、多くの見どころがあるが、このカメラとの付き合いは、フラストレーションがたまる。

    私は、日没の撮影の間に、リモートコントロールモードを使うためにアンドロイドフォンとカメラの接続を何度も繰り返し試みながら、日が沈んでいくのを眺めていた。私がなんとか、接続を確立したときには、最終的な出力がどうなるのか、ライブビューには、ほとんど映らなかった。

    優れたハードウェアをより使いやすくするためには、ソフトウェアの大幅な改良が必要だ。改良が必要なのは、主に接続性に関する部分だが、露出のコントロール方法も増やしてくれれば助かる。

    (Nikon Rumorsのコメント)ニコンの最新の決算では「アクションカメラの売れ行きが鈍い」ことと「売れ行き低迷のために、KeyMissionアクションカメラシリーズの
    販売予想の大幅な下方修正」が報告されている。

 

dpreviewが、ニコンのカメラをここまで酷評しているのは珍しいですね。KeyMission360は、ソフトウェアの完成度が低く、使い勝手が悪いことが低評価につながっているようなので、今後のアップデートでの改善に期待したいところです。