富士フイルムX80の遅れはX-Trans IIIの消費電力のため?

Fuji Rumors に、富士フイルムX80(X70後継機)に関する噂の続報が掲載されています。

Fujifilm X80

  • 富士フイルムX80は、2017年末の発表が計画されていたが、2018年に延期されている。遅れた理由はなんだろう? CameralabsのGordon氏がdpreviewで次のように述べている。

    「富士フイルムのエンジニアに、『X70後継機にX-Trans III を採用するのか?』と尋ねた際に、彼は『このセンサーと画像処理エンジンは、ボディが小さくバッテリーが小さいX70には消費電力が多すぎる』と述べていた。個人的な見解だが、X80にX-Trans III の搭載は可能だが、バッテリーライフが短すぎて不便になるだろう」
  • 富士フイルムはどうするだろうか?

    - X70のデザインを放熱と大型バッテリーに対応するものに変更する。しかし、これは超コンパクトなAPS-Cカメラという、X70シリーズのコンセプトに反するだろう。

    - 富士フイルムは、X80の小さなボディにX-Trans III とX-Processorを採用するために研究開発の手間がかかりすぎることが分かれば、このカメラシリーズを完全にやめてしまうかもしれない。X70は小型の素晴らしいカメラにもかかわらず失敗したので、富士フイルムは、もはや、このシリーズを続けるモチベーションが無いかもしれない。

 

現在、X70の16MPセンサーは入手できないようなので、X80のセンサーが24MP化するのは確実だと思われますが、消費電力の問題があるということになると、ボディやバッテリーの見直しなどで、発売までに時間がかかるかもしれませんね。

FujiRumors は、このシリーズの打ち切りもあり得ると予想しているようですが、どうなることでしょうか。