ニコンはボディ内手ブレ補正を開発している

Mirrorless Rumors で、フランスのサイトに掲載されたニコンのインタビュー記事が紹介されています。

Nikon: "100 megapixel Full Frame cameras are possible"

  • Focus NumeriqueがニコンにCP+でインタビューを行っている。以下はいくつかの重要な点だ。
  • イノベーションの欠如について:我々は新技術を最初に率先して採用してはいない。重要なことは技術の信頼性と、ユーザーに本当に有用なものを提供することだ。たとえば、ナノクリスタルコートや、PFレンズ、光学式手ブレ補正は、ユーザーとの対話を通して開発された。
  • ボディ内手ブレ補正について:ニコンは現在、レンズ内補正のみを使用している。センサー式手ブレ補正の問題の1つは、センサーが正確な像平面に無く、画像の精度が損なわれる可能性があることだ。信頼性と実用性を確信することなく新技術を採用することはない。我々は近い将来使用する、この技術を開発しているので、待っていて欲しい。
  • 100MPのフルサイズセンサーと回折の問題について:100MPのフルサイズセンサーは可能だ。回折は物理法則に支配されるので、これは光学技術だけでは除去できない。この点では、電子補正が有効だと考えている。
  • フルサイズミラーレスの可能性について:ニコンはFマウントを60年前に発売し、既に1億を売っている。我々には膨大な数のFマウントレンズのユーザーがおり、ニコンレンズの愛好家達はとても重要だ。どのような場合でも、フルサイズミラーレスに関する質問に明確に回答するのは難しい。

 

どうやらニコンは、ボディ内手ブレ補正を開発しているようですね。近日中の登場が噂されている新ミラーレスシステムに、ボディ内手ブレ補正が採用されるのでしょうか。

また、100MPのフルサイズセンサーは可能だと述べられていますが、将来登場するフルサイズカメラが、このレベルまで高画素化されるのか気になるところです。

フルサイズミラーレスに関しては、何も回答がありませんでしたが、Fマウントユーザーに配慮することが示唆されているようですね。