オリンパスE-M1Xの完全なスペックリスト

PhotoRumors に、オリンパスE-M1Xの完全なスペックリストが掲載されています。

Full Olympus E-M1X camera specifications leaked

  • センサーは有効20.37MP(総画素数21.77MP)、4/3型LiveMOS。アスペクトレシオは4:3
  • 手ブレ補正の効果は本体のみで最大7.0段分、12-100mm F4 IS PRO使用時に100mm(換算200mm)で7.5段分。
  • 121点全点クロスタイプ位相差AF、121点コントラストAF。AFはEV-3.5から20に対応(ISO100、F2.8レンズ使用時)。縦位置横位置で、それぞれAF測距点を素早く選択可能なAFマルチセレクターを搭載。
  • ディープラーニングAIを使った、インテリジェント被写体認識AF。モータースポーツ、航空機、鉄道の3つのジャンルの被写体を検出し、ベストポイントにピントを合わせて追従する。モータースポーツでは、運転者のヘルメットにピントを合わせることが可能。
  • 露出は324分割測光。測光範囲はEV-2から20(ISO100、F2.8レンズ)。
  • ISO感度はLOW(64相当、100相当)、200-25600、露出補正はプラスマイナス5EV。
  • フリッカーレス撮影に対応。シャッタースピードをより正確に設定できるフリッカースキャンにも対応。
  • シャッター速度は機械シャッターで60秒-1/8000秒、電子先幕シャッターで60秒-1/320秒、電子シャッターで60秒-1/32000秒。
  • シンクロは1/250秒、スーパーFPで1/125-1/8000秒。電子シャッターで1/50秒(~ISO6400)、1/20秒(ISO8000~)。
  • 連写はAF・AE連動で最大18コマ/秒、ハイスピード連写で60コマ/秒。
  • モニターはタッチ式104万ドット。可動式。
  • RAW撮影のプロキャプチャーモード、ブラックアウトフリーのプロキャプチャーモード搭載。シャッターを切った時点から遡って35コマを記録可能。
  • 手持ちハイレゾショットは50MP相当、三脚ハイレゾショットは80MP相当。
  • NDフィルター使用時のようなスローシャッター効果が得られる「ライブND」を搭載。ライブNDは、複数の露光画像を組み合わせることでスローシャッター効果が得られる新技術。効果はND2~ND32。
  • 動画はMOV(MPEG-4AVC/H.264)。C4K 24p IPB(およそ237Mbps)、4K 60p IPB。録画時間の制限は29分。タイムラプス動画。120fps フルHDのハイスピード撮影。HDMIモニタリングスルー。OM-Log400。
  • Wi-Fi内蔵、GPS内蔵。温度計、気圧センサー、コンパスなどのフィールドセンサーを内蔵し、これらのデータを画像に記録可能。
  • TruvePic VIIIを2つ搭載。起動時間とスリープの回復時間を短縮。カメラの高速化に貢献するとともに手持ちハイレゾ、ライブND、インテリジェント被写体認識AFなどの機能を実現。
  • SDカードスロットはデュアルで、どちらもUHS-II対応。
  • ファインダーは倍率0.83倍(35mm換算)、光学系に非球面レンズと高屈折レンズを使用。フレームレートは120fps(プログレッシブ)。タイムラグ0.005秒。
  • バッテリーはBLH-1を2個使用するカートリッジ式システムで、三脚使用時でもバッテリーの交換が可能。撮影枚数は870枚(CIPA規格)、低パワーモードで2580枚。USB PD規格に対応し、USBからの給電が可能。
  • IPXよりも厳しい防滴テストを採用し、堅牢性と信頼性が更に改善。リモートケーブル、マイク、ヘッドホン使用時でも防塵防滴・耐低温を実現。
  • ダストリダクションシステムに新しいコーティングを採用し、ほこりの付着を1/10に減少。
  • 大きさは144.4mm x 146.8mm x 75.4mm、重さ997グラム(本体のみ849グラム)。

 

大元の記事は、プレスリリースのリークのようですね。内容的には、これまで噂されていた情報と一致しているようですが、これまでになかった情報もいくつかあるようです。

特にディープラーニングAIを使用した新しいAFシステムが、どのような性能なのか、興味深いところですね。

また、手ブレ補正はボディ単体でも7段分ということなので、手持ちで余裕で夜景が撮れそうです。動画は、4K60pやLogに対応して大きく進化しているようですが、29分の時間制限は引き続きあるようですね。