東京オリンピックのキヤノン・ニコンの報道カメラ対決にソニーが参入

SankeiBiz に、東京オリンピックの報道カメラのシェア争いに関する記事が掲載されています。

東京五輪の報道カメラ、白黒対決に"シマウマ"参入か

  • 五輪のたびに注目を集める報道カメラのシェア争いも徐々に盛り上がりをみせている。"白黒対決"とも呼ばれる二大巨頭キヤノン・ニコンの戦いに、今回は白黒の"シマウマ"カラーが基調の望遠レンズを投入するミラーレス一眼の雄ソニーが割って入ろうとしており、こちらの動向も目が離せない。
  • "白黒対決"の歴史は古く、昭和39年の東京五輪でフィルム一眼レフ「ニコンF」がカメラマン席を席巻したニコンに対し、後発のキヤノンが1980年代に入り頭角を現し、じわじわとニコンのシェアを侵食。両社のシェアは拮抗するまでに至ったが、決定的な変化が生じたのが平成16年のデジタル一眼レフの使用が本格化したアテネ五輪だった。デジタル一眼レフ「EOS-1D Mark II」の導入でキヤノンがニコンを圧倒したのだ。その後、ニコンも盛り返してきてはいるものの、業界関係者によると、直近のシェアは6対4から7対3くらいでキヤノンがリードしているという。
  • この熾烈な戦いに参入しようとしているのがソニーだ。ミラーレス一眼は、反射鏡が不要のため小型・軽量化できることに加え、シャッター音がないのも特長。スポーツ撮影の分野ではゴルフで大きな力を発揮している。
  • 五輪は取材パスの数が限られており、「報道各社と付き合いの長いキヤノン、ニコンのカメラが優先される」という事情もある。五輪のカメラ対決がソニーも加わった"三つどもえ"となるにはまだ早そうだが、東京五輪・パラリンピックがその足がかりとなる大会になるのか注目したい。

 

東京オリンピックで、キヤノンとニコン、ソニーの白・黒・シマウマ対決の行方がどうなるのか興味深いところですね。

ニコンとキヤノンはプロ用ミラーレスカメラの投入も噂されていますが、東京オリンピックの主力は、一眼レフのD6とEOS-1D X Mark IIIでしょうか。ソニーはα9 II を投入する可能性が高そうですね。