ニコンのミラーレスの販売計画自体結果として無理があった

ニコンが、2020年3月期 第2四半期の決算を発表しています。

決算短信・説明会資料

  • 映像事業:レンズ交換式デジタルカメラは、高級機の販売台数は前年同期を上回った。コンパクトデジタルカメラは、高付加価値製品の販売に注力した。しかしながら、市場が縮小するなか、ともに全体の販売台数は減少した。これらの結果、当事業の売上収益は1,190億54百万円、前年同期比21.1%減、営業利益は20億26百万円、前年同期比84.7%減となった。

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ニコンの映像事業の決算は厳しい数字が並んでいますが、レンズ交換式のハイエンド機が売れているのが救いでしょうか。

「戦略を根本的に見直し」「ミラーレスの販売計画自体も結果として無理があった」という記述が気になるところですが、今後の方針に何らかの変更があるのか気になるところですね。

今後はプロ・趣味層へのフォーカスを徹底すると述べられているので、より一層、レンズ交換式のハイエンド機に注力していくことになりそうです。