・2020年デジタル一眼初売、トップ10の半数5機種がニコン製
- データ集計期間 2020年1月1日~1月15日
- 第1位 ソニー α7 III レンズキット
- 第2位 ソニー α7 III ボディ
- 第3位 ソニー α6400 ダブルズームレンズキット(カラバリ含む)
- 第4位 ニコン Z 6 ボディ+NIKKOR Z 24-70mm f/4 S+マウントアダプター
- 第5位 ニコン Z 50 ダブルズームキット
- 第6位 ニコン Z 50 レンズキット
- 第7位 ソニー α7R IV ボディ
- 第8位 ニコン D5600 ダブルズームキット
- 第9位 ニコン D850 ボディ
- 第10位 キヤノン EOS Kiss X9i ダブルズームキット - 2020年の初売り期間、好スタートを切ったのはニコン勢だった。4位、5位、6位、8位、9位に5機種がランクイン。最上位こそ4位ながらフルサイズミラーレス機/APS-Cミラーレス機/APS-Cレフ機/フルサイズレフ機とまんべんなく売れているあたりが興味深い。
- 相変わらず強いのはソニーだ。ワン・ツー・スリーを独占。さらに7位に最新機種α7R IVが入るなどしている。
ニコンZ50は前回の1位から順位を落としてしまいましたが、それでも5位と6位なので堅調と言ってよさそうです。Z6もじわじわと順位を上げてきましたね。D850は発売から2年半も経っているにもかかわらず9位に入ってくるのはすごいです。
ソニーはトップスリーを占めていて、ヨドバシでは相変わらず非常に強いですね。α7 III は最近ではモデルチェンジの噂も聞こえてきますが、売れ行きは全く衰えませんね。
キヤノンはBCNランキングでは非常に強いですが、ヨドバシやマップでは全く元気が無いのが気になるところです。
定置網
ヨドバシの在庫をネットで見ていましたが、Z50は1月8日には全国全ての店舗で在庫が消え、「お取り寄せ」になりました。1月上半期のうち、1週間分は、カウントがないのでしょうね。予約だけでは売り上げ計上できないので…。ニコンもここまで売れると思っていなかったんでしょうか(笑)。
Z50が在庫不足で落ちると、αが上がってくるのはさすがです。
キヤノンはエントリクラスを除くと元気ありませんね。ヒットのない期間が長引いているような気がして、少し心配です。
ペテルギウス
ニコンのキャッシュバックも終了したので今後の順位変わるかも知れませんね。
キャッシュバック復活してほしい。
to
α7 IIIがここまで売れ続けていると、
ソニーが急いでα7 IVを出す必要性が感じられませんね。
キヤノンやニコンの次世代機の仕様が判明してから
α7 IVの仕様の最終決定を行う余裕があると思います。
電卓
一般でもこういう店でも売れるSONY、一般では弱いが、こういう店だと強いNIKON、一般では強いが、こういう店では弱いCANONという構図が続いていますね。
今年の各社の投入で、どう変わるのかでしょうか。キヤノンには、こういう店でも、もう少し頑張ってほしいですね。
電脳仙人
本当に高額機種は、SONYの時代になったと感じるランキングですね。
圧倒的なシェアをSONYが作る前に、キヤノンやニコンがどんな挽回策をとって来るのか楽しみです。
たく
もうすぐ2年経つ機種が1、2フィニッシュとは凄い事ですね。ニコンキャノンは次の機種でこの差を埋められるのでしょうか?
フー
ソニーは過去機種も併売するから、7IVが出たら
7IIIは値下がりしてさらに人気が出るのでは。
新機能を載せて少し高めになるであろう7IVとも
うまく共存できる気がします。
どりゃー
ソニーが相変わらず好調ですが、α7シリーズのキットレンズ戦略はすごく上手くいったと思います。
28-70mmはややチープながらも、とりあえずシステムの第一歩が格安で揃うという新規ユーザーにはありがたい存在で、ボディの拡販におおいに貢献したと思います。
キヤノン・ニコンが廉価標準ズームを用意していないのと比べると現時点でも差がついてしまう大きな要因でしょう。
キヤノン・ニコンは長いシステムカメラの歴史で高性能交換レンズを数多く揃えたメーカーが勝ち残っていった事実を体感していますから、ソニーのレンズシステムを凌駕したときが本当の決戦だと思っていると思います。
そしてソニーはずっと逃げ切ってやろうという戦略を描いてフルサイズミラーレスの戦いは相当長いと思います。
push
元気の無いといわれているキヤノンも、各ジャンルの年間シェアや、交換レンズの売り上げはトップクラスです。
それはこれまで積み上げてきた販売力で得たブランド力や、保有(稼動)台数の多さがかなり影響していると思います。5D2,5D3がまだまだ現役なことからも、多くの人は5-10年程度は平気で使い続けるでしょうから。
そのあたりを考えると、今世代のα7 IIIのシェアは今後ランキングから姿を消したとしても数年間は影響力を残すとも言えるでしょう。
カメラの市場が急速に縮小している中で、このアドバンテージは非常に大きいと感じます。
まめたろう
ソニーはさすがですね。
キヤノンユーザーとしては心配になるくらいのランキングです。
α7Ⅲが売れ続けているのは他メーカーでまともに競合できる機種がないというのも大きな要因だと思います。
ソニーとキヤノンの性能差の大きな要因はセンサーでしたが、キヤノンもここ最近の機種は自前の積層型センサーを搭載しているようなので、次期EOS Rにも積層型センサーを搭載できれば性能差はほとんどなくなると思います。
そうなれば一度αに流れたシェアも取り戻せるのでは。
いずれにしろ各メーカーで切磋琢磨し、縮小傾向にある業界を少しでも盛り上げて欲しいですね。
やす
Canonて自前の積層センサーでしたっけ?
平社員
PowerShot G5 X MarkIIとG7 X MarkIIIの1型積層はキヤノン製。90DとM6 Mark II も積層みたい。ソースは那和秀峻先生。
Sestuna
ソニー α6600が売上ランキング上位に入ってるのを、あまり見かけないのですが。
価格もスペックも凄くバランスが良いカメラだと思うのですが。
埼玉人
α6600は前にマップカメラで1位でしたよ
https://digicame-info.com/2019/12/201911aps-c12.html
ミッキー
平社員さんが挙げている4機種を見比べればキヤノンが90DやM6IIに搭載しているセンサーが積層型である事は予想されますが、もし積層型でなかったとしてもPowerShot G5 X MarkIIなど積層型センサーより高性能のセンサーを開発できているという事なので、後は同じようなフルサイズセンサーを開発できていれば十分なスペックの機種ができると思います。
Sestuna
>埼玉人さん
ご教授ありがとうございます。1位になってますね。
昨年の11月1日発売だったから、ランキング的にはこれから常連になっていくのかしら。
光丘
那和さんのブログ見てきたけど、
ホントに積層型CMOSはキヤノン内製って断言してますね
赤い自転車
キヤノン、 第10位のEOS KISS だけですか・・・
今現在マニア受けして数が売れそうなカメラ、EOS Rしかない感じですからね。それも発売から随分経ちましたし・・・
90Dあたりも良いカメラだと思いますが、相当魅力的でないと、今から一眼レフを買うのは少数派なんだろうなと思います。
噂の高画素機などEOS Rの派生機からは、ボディー内手ぶれ補正の実装やAF性能の強化、EVF性能も動体があまりワープしないようなカメラを目指して欲しいです。動画性能も頑張れれば完璧。
噂のあるRPよりも安価なカメラも、価格と大きさ、機能によってはマニアにも受けるKiss Mみたいになれるかもしれません。
ヨドバシやマップカメラでトップ10の常連になれるようなカメラ、キヤノンからの販売を期待しています。