・Olympus E-620 vs Canon EOS 450D / XSi vs Nikon D90 High ISO Noise
- テストはキットレンズをF8に絞り、ノイズリダクションはデフォルトの設定で行った。ただし、D90のアクティブDライティングはOFFに設定した
- ISO100では3台とも期待通りのクリーンなイメージ。KissX2は素晴らしい後処理のおかげで滑らかだが、他の2機種と比較するとソフト
- ISO200では、E-620は背景にノイズが見え始めるが、心配はない。KissX2は変化なく、D90はよいバランスの画像
- ISO400ではE-620に若干ノイズが増え始める。D90も程度は小さいが同じ傾向。KissX2は後処理のおかげでスムーズなまま
- ISO800では3機種とも目に見えて画質が低下し、E-620はノイズのパターンがとても目立つ。KissX2の色ノイズは最も目立ち、この感度ではE-620のほうが好ましい。D90はノイズは増えるが良好なディテールの調子を保持している
- ISO1600ではノイズは増えるが3機種ともISO800と同じ傾向。はっきり言うと、KissX2が最も色ノイズに苦しんでおり、一方、D90は良好なディテールを保っていてよいバランスのまま
- ISO3200(KissX2は設定不可)ではE-620はノイズは多く非常用だが、D90はISO6400でさえ他機種のISO1600並みのノイズ
- E-620はライバルに比べるとノイズは多いが、オリンパスのノイズリダクションは高感度でもディテールを残しており自然。KissX2は後処理のせいでスムーズでソフト、高感度では色ノイズが目立つ。真の勝者はニコンD90で、どの感度でも多くのディテールを残しながらノイズをコントロールしている
D90は輝度ノイズ色ノイズとも抑えられており、ディテールもそこそこ保たれているようです。結論にもありますが、この3機種の中では、高感度はD90が一番強そうですね。
Kiss X2は高感度で色ノイズが非常に目立つのと、低感度からディテールがつぶれぎみなのが少々気になります。このテストでは、KissX3との比較も見てみたいところですね。
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