EOS Kiss X3の高解像度を活かすには高性能なレンズが必要

CAMERA LABSにEOS Kiss X3のレビューが掲載されています。

24th May 2009: Canon EOS 500D / Rebel T1i - full review

  • 高感度のテストでは、ニコンD5000とD90がKissX3よりもクリアでより多くのディテールを保持している。低感度でしっかりした性能のレンズを使うなら、KissX3は解像度のアドバンテージがある
  • 動画はAFが実用的でなくマニュアルコントロールもできないので、専用機の代わりにはならない。1080pは20コマ/秒しかなく、720pモデルと言うべき。外部マイク端子が無いので、いや応なくノイズを拾うことになる
  • KissX3はJPEGでは比較的ソフトな描写で、これはオーナーが後処理するであろう50Dなら適切かもしれないが、KissX3のユーザーはよりパンチの効いた画像を好むかもしれない
  • KissX2後継機としての価値はあるが、高解像度を活用するには高性能なレンズが必要になる。問題は、ライバルのニコンD5000やオリンパスE-620が非常にがんばっていること

 

このサイトにしては比較的辛口なレビューですが、これは、レビューの筆者が動画をかなり重視しているためかもしれません。

JPEGの描写がソフトなことは、DIGIC4になってからあちこちのレビューで言われていますが、確かに撮って出しで使うことが多いと思われるKissX3の場合は、デフォルトの設定で少しシャープネスを強めにかけてしまったほうがユーザーの印象がよくなるかもしれませんね。