キヤノンが平行移動によるブレも補正する"ハイブリッドIS"を開発

Canonが新方式の手ブレ補正"ハイブリッドIS"の開発を発表しました。

キヤノンが世界で初めて2種類の手ブレを光学的に補正する "ハイブリッドIS"を開発

  • キヤノンは世界で初めて「角度ブレ」と「シフトブレ」の2種類の手ブレを光学的に補正する"ハイブリッドIS"を開発
  • キヤノンはこの技術を搭載した一眼レフカメラ用交換レンズを2009年中に商品化する予定
  • "ハイブリッドIS"では、角速度センサーに加えて、新たに加速度センサーを搭載し、2つのセンサーの情報を融合して最適な手ブレ補正を行う
  • 通常の撮影では「角度ブレ」が画像に大きな影響を与えるが、マクロ撮影などの近接領域では、撮像面に平行にカメラが動く、「シフトブレ」が大きく影響する。"ハイブリッドIS"によってマクロ撮影の手振れ補正も効果的にできる

 

ここ最近、キヤノンのレンズ開発のペースが妙に遅かったのは、この"ハイブリッドIS"の完成を待っていたためかもしれませんね。これで、EFレンズのリニューアルに弾みがつけばユーザーとしては嬉しい限りです。

"ハイブリッドIS"の一番のメリットは近接領域での補正ということなので、EF100mm F2.8 MacroのIS化が期待できそうですね。また、今までガセネタ扱いされていたEF180mm F3.5L MacroにISが付くという噂も少し現実味が出てきましたね。

-----------------------------
この情報は、かもねさんからコメントで教えていただきました。かもねさん、ありがとうございました。