・キヤノンが世界で初めて2種類の手ブレを光学的に補正する "ハイブリッドIS"を開発
- キヤノンは世界で初めて「角度ブレ」と「シフトブレ」の2種類の手ブレを光学的に補正する"ハイブリッドIS"を開発
- キヤノンはこの技術を搭載した一眼レフカメラ用交換レンズを2009年中に商品化する予定
- "ハイブリッドIS"では、角速度センサーに加えて、新たに加速度センサーを搭載し、2つのセンサーの情報を融合して最適な手ブレ補正を行う
- 通常の撮影では「角度ブレ」が画像に大きな影響を与えるが、マクロ撮影などの近接領域では、撮像面に平行にカメラが動く、「シフトブレ」が大きく影響する。"ハイブリッドIS"によってマクロ撮影の手振れ補正も効果的にできる
ここ最近、キヤノンのレンズ開発のペースが妙に遅かったのは、この"ハイブリッドIS"の完成を待っていたためかもしれませんね。これで、EFレンズのリニューアルに弾みがつけばユーザーとしては嬉しい限りです。
"ハイブリッドIS"の一番のメリットは近接領域での補正ということなので、EF100mm F2.8 MacroのIS化が期待できそうですね。また、今までガセネタ扱いされていたEF180mm F3.5L MacroにISが付くという噂も少し現実味が出てきましたね。
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この情報は、かもねさんからコメントで教えていただきました。かもねさん、ありがとうございました。
soul
キャノンレンズは更に魅力的になりますね。ボディ内手ぶれ補正よりも段々とレンズ内手ぶれ補正の方が魅力に感じるこのごろです。さらに望遠に強く、キャノンユーザーの方には嬉しいニュースですね。
acti
わざとシフトブレさせて背景・前景をブレさせる表現手法が流行り....ませんね(笑)
Kenz
てことは、70-200や100-400もこれ待ちですかね!
リニューアルが楽しみです。
願わくば、とんでもない価格帯になりませぬよう・・・・
あとは手ごろな標準ズームにコレつけて出してください。
マクロレンズ欲しかったけど、これで保留かなぁ(^^;
flipper@管理人
コメントありがとうございます。
>soulさん
最近は、高感度など他社に追いつかれてしまってキヤノンだけの特徴というのがなくなってしまってきていたので、そういった意味でもこの新しいISは楽しみですね。あと、ボディ内手ブレ補正は一長一短ですが、すべてのレンズで使える便利さは慣れてしまうと手放せないものがあります。
>actiさん
コンデジならありそうですよね。手ブレ効果モードとか(笑)。
>Kenzさん
LレンズのISユニットは、すべてこれに置き換わるのかもしれませんね。価格は、まさかプレミア価格にすることはないと信じたいところですが(^^;
純正の100mm Macroは、この話がなかったとしても、そろそろモデルチェンジの時期なので、買い時が難しいですね。
Gレンズラブ
キャノンもペンタも手振れ補正機能で頑張ってますね。
ソニーもハンディカムに搭載された以下の新型手ブレ補正機能を、
もうまもなく発表されるであろう?新型αシリーズに搭載してくれたら嬉しいのですが。
新開発「3方向手ブレ補正機能(新アクティブモード)」を搭載
~タテ・ヨコの光学式手ブレ補正に加えて、「BIONZ」による回転方向のブレ補正を実現~
http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200907/09-0716/
ns
うーん、でも、マクロ時のぶれって、前後ぶれが一番
多いんじゃないでしょうか・・・。
超高速AFでも出来なければこれはどうしようも無いけど。
Kenz
前後ブレ・・・・・・
確かに。風がある屋外で花とか撮ると非常に悩ましいですよね。
AFを少しずつ駆動しながらのオートブラケットみたいなことできるといいのになぁ、と妄想。
フォーカス距離の幅とピッチ指定で、複数毎を連写する、というような。
flipper@管理人
コメントありがとうございます。
>Gレンズラブさん
ここのところ各メーカーとも手ブレ補正が進化していますね。ソニーはハンディカムで回転方向のブレ補正を採用したんですか。噂されているαシリーズの新型機にも、ハンディカムの機能がいろいろとフィードバックされると面白いですね。
>nsさん
マクロ域では前後のピントずれの問題も大きいですね。ただ、一つ補正する要素が増えたということで、近接撮影時の歩留まりが多少マシになればいいかなと思います。
>Kenzさん
今のAF速度では風による被写体の動きまでは追従できそうもないので、前後ブレの対処は難しそうですよね。現状では、枚数を撮ってピントの合っているコマだけ拾うくらいしか対処のしようがないですね。
kokekokko
スポーツ、ステージフォトが主な生業で相手は動体、半分以上は縦位置ショットなのですが、こだわりとして手振れ補正に頼りたくないのと、殆ど一脚・三脚使用ですし、ISは使っていません(70-200の場合)。300ミリなど、小生IS付いてても決して手持ちでは切りません。無いよりあったほうが良いという友人もおりますが、個人的にはISよりも高速AF開発が望ましいように思います。何れメーカーさんも新製品出して販売利益につなげないと商売として成り立たないんでしょう。あれこれ新機能の開発ご苦労様です。小生は新製品発表に因る現行品の値下がりを期待してますのて、そうした意味でハイブリッド・ISの搭載は大いに歓迎です。
flipper@管理人
kokekokkoさん
コメントありがとうございます。
テクニックでカバーできる一部のプロの方には不要なのかもしれませんが、現在、手ブレ補正の需要は非常に高いのでメーカーも開発しないというわけにはいかないでしょうね。個人的には、ISにはとても助けられています。