・New Method to Access the Debug Mode of Various Pentax DSLRs
- ロシアのペンタックスデジタル一眼のハッキングサイト「PENTAX HACK」が、とても単純な方法でペンタックスとサムスンのデジタル一眼のデバッグモードに入る方法を紹介している
- まず、"MODSET.(拡張子)"というファイル名を付けたテキストファイルを作成し、SDカードのルートディレクトリにコピーする。このファイルには、カメラ起動時に実行したいコマンドラインを書き込んでおく
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(※ロシアのサイトから補足)テキストファイルの拡張子の部分には、機種によって異なる数字が入り、K10Dは421、K20Dは442、K200Dは445、K-7は474、K-mは464になる。ただし、K10Dはファームが1.10のみ使用可で、1.20と1.30では動作しない
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(※ロシアのサイトから補足)利用可能なコマンドは、[DEBUG_MODE EN](デバッグモードを有効にする)、[DEBUG_MODE DIS](デバッグモードを無効にする)、[RELEASE_AGING](シャッターのテスト)、[OPEN_DEBUG_MENU](デバッグメニューを開く)、[SW_DEBUG_MENU EN](デバッグメニューを有効にする)、[SCRIPT_EN_MODE EN](スクリプトを有効にする)、SCRIPT_EN_MODE DIS](スクリプトを無効にする)
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(※ロシアのサイトから補足)「MODSET.(拡張子)」のテキストファイルには、たとえば、1行目に[DEBUG_MODE EN]、2行目に[SCRIPT_EN_MODE EN]のように記述する
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このSDカードをセットして、MENUボタンを押しながらカメラを起動すると、たとえば、[DEBUG_MODE EN]や[SCRIPT_EN_MODE EN]が表示される
この方法を使うと改造ファーム等に頼らなくても簡単にデバッグモードに入ることができるようなので、いろいろといじって楽しめそうですね。
なお、管理人はファームウェアのバージョンの関係でこの操作を実行することができなかったので、動作確認をしておりません。また、この操作を行う場合は、万一トラブルが発生しても自己責任ということでお願いします。
[追記]
魚神さんから、K10Dのファームウェア1.30でデバッグモードに入る方法を投稿していただきましたので、K10Dユーザーの方はコメント欄を参照してみてください。
魚神
K10DのFW1.30での作動方法、某巨大掲示板より引用です。
FW1.3でうらメニューいけたよ。
SDカードのルートにMODSET.TXTを作る。
中身は次のとおり
[DEBUG_MODE EN]
[OPEN_DEBUG_MENU]
[DEBUG_MODE DIS]
これで裏メニュー用のSDカードの準備完了。
DEBUGモードに入るときは、
1. カメラの電源オフにし、カードを入れる。
2. ”ふたを閉めずに”電源オン。
3. うらメニューが表示される。このとき、DEBUGモードはEN(オン)になってる。
4. ふたを閉めてOKボタンを押せば、DEBUGモード。
DEBUGモードから抜けるときは、手順3の段階でDEBUGモードをDIS(オフ)にして、電源をきればよい。
flipper@管理人
魚神さん
情報ありがとうございます。
K10DのFW1.30でデバッグモードに入れました。ふたを閉めずに電源オンなどという裏技をよく見つけられるものだと感心してしまいますね。