EOS-1D Mark IVのスペックやDIGIC Vに関する噂が掲載

Canon RumorsにEOS-1D Mark IVのスペックと、DIGC V と動画機能に関する噂が掲載されています。

State of the Video Union - Canon

  • この情報は当サイトの常連の寄稿者によるもの
  • DIGIC IV は動画を処理するようには設計されていないチップで、そのため、高画素の画像を高フレームレートでリアルタイムに縮小することができない
  • DIGIC V は動画処理のための新しい回路を持っていて、1080p 60フレーム/秒で処理することができる。このチップは不自然さやモアレのない動画を生成することができるだろう
  • DIGIC V はRAW動画の前段階のステップになるだろう。動画のRAWモジュールについては情報が無いが、CFではsRAWの動画でさえ転送速度が追いつかないと思われる
  • 次に登場する 1D Mark IV はEOS 7Dよりも高性能な動画機能を持つが、今年中には登場しないだろう
  • 1D Mark IV は、パーツリストから次のような機能が予想される
    • 完全に新型の7Dと同じ系列のAFユニットになり、より多くの測距点を備える。追尾性能は、今後数年間のデジカメの中でベストになるだろう
    • 動画は1080p 24、30、25コマ/秒、720p 50、60コマ/秒。Digic Vが採用されれば、本物のピクセルビニングによるダウンスケールが可能になり、飛躍的に画質が向上する
    • 液晶モニタはコントラストと色域が改善される。可動式液晶モニタは採用されない
    • 連写は14bitで12コマ/秒だが、これは確認が取れていない噂

 

この情報が事実なら、EOS-1D Mark IV は超高性能なAFユニットと、フルHD動画機能を採用したモデルになりそうですね。連写速度の12コマ/秒というのは、現実にありそうなスペックだと思います。

DIGIC V はこの記事によると特に動画の処理能力を強化したチップのようで、動画の画質の飛躍的な向上が期待できるようですが、個人的には、この処理能力をJPEGの画質向上にも使って欲しいと思います。

RAW動画は、すさまじいファイル容量になりそうな気がしますが、実用的ものになるのでしょうか。