ペンタックスはライバルと戦うために家電メーカーとの連携を模索中

Bloomberg.comにペンタックス部門に関するHOYA幹部の発言が掲載されています。

 Hoya Eyes $1 Billion M&A to Boost Health Business

  • HOYAのチーフオフィサーであるハマダヒロシ氏によると、HOYAはカメラ市場でより大きなライバルと戦うために家電メーカー(サムスンエレクトロニクスのような)のパートナーを探している
  • サムスンと共に事業をやっていくのか、他の企業とやっていくのかわからないが、我々は、どこかの家電メーカーと強い関係を持つことになるだろう
  • 小さなプレイヤーである我々は荒海に浮かぶ小さなボートだが、カメラ事業を終了しないことだけは明確にさせていただきたい

 

元の記事には売上げやM&Aに関することなどの様々なことが書いてありますが、ペンタックスの将来に関わる部分だけ抜き出して簡単にまとめてみました。

以前、鈴木CEOもペンタックスのパートナーを探しているという発言をしていましたが、この記事では一歩踏み込んで「家電メーカーのパートナーを探している」と幹部が明言しています。

日本国内の大手家電メーカーは自前のカメラ部門を持っているところが多いですし、やはり、ここで唯一名前があがっているサムスンが最有力なんでしょうかね。

あと、"カメラ事業を終了しない宣言"を出しているのは、これまでの鈴木CEOの発言に比べるとポジティブで好印象ですね。