リコーの高倍率ズームユニット(28-300mm相当)は裏面照射型センサーを採用?

Photo of the DayにリコーGXRに関するいくつかの興味深い情報が掲載されています。

三条大橋から北を望む

  • 5月ごろには高速CMOSと28-300mm相当の高倍率ズームレンズを組み合わせたユニットが予定されている。このCMOSはたぶん、裏面照射型の例のやつだと思う

京都、祇園、花見小路あたり

  • 50mmのカメラユニット(A12)のセンサーは、定評のあるD300S、K-xと(たぶん)同じもの
  • S10ユニットのセンサーは、GR DIGITAL III やPowerShot G11、S90に使用されているものと同じ"優れもの"センサーで、予想以上の写り
  • (S10ユニットの)レンズはGX200と同じレンズのはずだが、レンズ性能が向上しているようで、S10ユニットのほうがよい写りをする
  • A12ユニットはピント合わせが難しく使いこなすのは相当に難しいが、低い評価をするのは愚の骨頂

早朝の旭川市街を遠望

  • GXRで改良してほしい点は、50mmユニットのAF。AFはとても満足できるものではなかった
  • 他社のレンズが取り付けられるようなマウントカメラユニットは、シャッター機構の組み込みで相当に難しい

 

次に発売される28-300mmのユニットが裏面照射型センサーを採用するかもしれないというのは、楽しみな情報ですね。

センサーがどんどん高性能なものに変わっていくのは、レンズ・センサー一体型システムならではですが、既存のユニットが裏面照射型にリニューアルされたりすると、買い替えが悩みの種になりそうです(^^;

また、読者の方のコメントでも要望が多かった他社のレンズが取り付けられる"マウントユニット"ですが、シャッター機構を組み込みを考えると、かなり難易度は高いみたいですね。

ただ、田中氏も「リコーをおだてたり応援していけば、やってくれるかも」と言っているので、GXRシステムが順調に発展していけば、そのうちなんとかしてくれる可能性はあるかもしれません。