オリンパスはフォーサーズシステムを現状のまま維持?

dpreviewにオリンパスのプロダクトマネージャーの発言が掲載されています。

Olympus still committed to Four Thirds DSLRs

  • オリンパスは、まだフォーサーズ規格に全力を投じており、マイクロフォーサーズと共に開発を続けるだろうと言っている。プロダクトマネージャーのJohn Knaur氏は、マスコミの憶測に対して、dpreviewに次のように話した
     
  • オリンパスはフルサイズのデジタル一眼レフ(※フォーサーズのことです)と両方を並行して開発することを計画している
  • ミラーレス化が技術的な見地から可能であるとしても、オリンパスはフォーサーズとマイクロフォーサーズ規格の双方に力を入れていく。将来、ずっと両方の規格に基づいた新型機が登場し続けることになるだろう
  • John Knaur氏のコメントは、オリンパスジャパンの公式な声明を元にしていて、双方のシステムがともにミラーレスに移行するかもしれないという示唆に対して答えたもの

 

これは、先日Amateur Photographer誌に掲載されたオリンパス幹部の発言(「2年以内にすべてのシステムがミラーレス化される」という発言)からの憶測に対する、オリンパスからの公式なコメントのようです。騒ぎが大きくなったので、本社が火消しに回ったというところでしょうか。

内容的には、これまで通り、オリンパスはフォーサーズとマイクロフォーサーズの双方の規格を維持し続ていくということのようですが、実際、どのような展開になるんでしょうかね。とりあえず、噂のE-3後継機と新しい交換レンズを発表して、ユーザーを安心させて欲しいところです。