ニコンの将来のカメラは高感度と解像力のバランスがよいカメラになる

dpreviewにニコンのジェネラルマネージャーへのインタビューが掲載されています。

Nikon will provide 'better balance' of ISO and resolution

  • ニコンのジェネラルマネージャーであるササガキノブアキ氏がdpreviewのインタビューで次のように語っている
     
    • D3Sでニコンは高感度性能に最も重点を置いてきたが、しかし、将来のカメラではよりバランスのよいカメラになるだろう
    • ニコンは動画の統合に尽力している。動画機能の統合を進めるにあたって、ニコンは動画のために静止画のクオリティを犠牲にしない
    • 他社のミレーレス機はニコンへの脅威とはならない。ミラーレス機は1つの解答ではあるが、それが唯一の解答ではない

 

「バランスのよいカメラ」という発言をするところを見ると、ニコンでも現状のカメラは高感度重視の路線に偏りすぎていると考えているんでしょうかね。

この発言からすると、今後発売されるカメラは、キヤノンほどではないにしても、今よりももう少し高画素化してくる可能性が高そうです。

ミラーレス機に関しては別のインタビューでは「研究開発を進めている」という肯定的なニュアンスでしたが、ここでは、ミラーレス以外の道を模索しているかのような少し含みのある発言になっていますね。ニコンが最終的にどのような選択をするのか興味深いところです。