・Sony gives details of double-layered microlenses
(※リンク先に2層式マイクロレンズのイラストがあります)
- ソニーは極小ピクセルのセンサーで画質を維持するために使用する2層式マイクロレンズ技術の詳細を公表した
- 最新の半導体&コンポーネントのオンラインニュースレターによると、(ソニーの)ICX681SQWという1/2.3インチ1420万画素CCDセンサーは、通常のマイクロレンズの下に集光力を増す凸状のレンズが追加された構造になっている。このチップは、サイバーショットH55やいくつかの最近のWシリーズのコンパクトで使用されている
- また、ニュースレターには、(ソニーの)3:2のアスペクト比を持つ103万画素の液晶モニタパネルの情報も記載されていた。これは、キヤノンKiss X4の液晶パネルとよく似ているように思われる
2層構造のマイクロレンズを採用したCCDは、H55やいくつかのWシリーズに搭載されているということなので、既に実際の製品に投入されている技術なんですね。
このような新技術が出てくると大型センサーへの採用を期待してしまいますが、リンク先の図や解説を見る限りでは開口率の低い極小画素センサー用の技術のようで、裏面照射と同様、大型センサーに採用してもあまり効果はないかもしれませんね。
それから、ソニーもキヤノンと同様のスペックを持つ新型の液晶モニタを開発しているようです。これらのモニタは、NEX-7やα700後継機あたりからの採用でしょうか。
トリック
コンパクト・デジカメ専用のレンズでしょうか?
ねんねけ
>トリックさん
マイクロレンズってイメージセンサー上に配置される、特に周辺の集光効率を改善するための極小レンズのことですね。
つまりコンデジクラスに実装される撮像素子に関する話です。
トリック
>ねんねけさん
あ~、フォトダイオード1つ1つに、こうした極小レンズをつけるのですか~!?
ねんねけ
>トリックさん
なので"極小"なのでしょう^^
カメラのカタログなどにもイメージ図が掲載されたりしてますよ。
私も全く詳しくは知りませんが、特に周辺部分の集光を補うため(入射光が斜めになるのを補正するため)に用いられるようです。