ソニーE16mm F2.8は光学性能の点ではさほど良いとは言えない

Prime Time Crewにソニー E16mm F2.8 (NEX用のパンケーキレンズ)の簡単なレビューが掲載されています。

Brief hands on: Sony E 16mm f/2.8

  • このレンズは信じられないほど軽く、鏡筒の作りは信頼を呼び起こすようなものではない。キヤノンのEF50mm F1.8 II を所有したことがある人なら、私が何を言っているのかわかるだろう。鏡筒は全体がプラスチック製だが、幸いなことにマウントは金属製だ
  • 残念なことにこのレンズはかなりの大きさのタル型の歪曲がある。周辺光量落ちは穏やかだ。解像力は良好だが素晴らしくはなく、絞っても大きく性能が向上しないように見える
  • (木のサンプルでは)特に周辺部でパープルフリンジが認められ、画面の中央でさえシャープというわけではないことは特記に値する。ソニーは、光学性能よりもむしろ小型軽量化にウエイトをおいているように見える。近接性能は十分でとても良好だが、シャープさはもう少し欲しい
  • NEX-3とこのレンズの組み合わせは小型軽量のパッケージになるが、残念ながら光学性能の点ではこのレンズはさほど良いとは言えない

 

NEX用の交換レンズは金属鏡筒だと思っていましたが、プラスチックの上に銀色の塗装がしてあるだけなんでしょうか? 写真で見る限りではNEXのレンズは質感が高そうに見えますが、実際のところどうなんでしょうかね。

それから光学性能に関してはかなり辛口の評価になっていますが、サンプルを見ると、開放付近では確かに少々甘い感じですが、絞ればまずまずシャープになるという印象です(ただ、遠景のサンプルはF11なので、F5.6あたりでの描写も見てみたいところですが・・・)。