ニコンの新型80-400mm F4.5-5.6と裏面照射型センサーの特許

 Nikon Rumorsに、ニコンの米国での2件の特許が掲載されています。

 ・Nikon files patents for a new 80-400 f4.5-5.6 lens and back-illuminated sensor, possibly for their EVIL camera

  • ニコンの米国特許20100214667は80-400mm F4.5-5.6のレンズの特許だ。興味深いのは、このレンズがズーム全域で長さが一定であることと、たぶん4枚のEDガラスを含む14群21枚のレンズ構成であることだ。現行のNikkor 80-400mm F4.5-5.6D EDは、11群17枚で3枚のEDガラスを使用している。
  • 米国特許20100214453は裏面照射型センサーの特許だ。

    "裏面照射型イメージセンサーは、撮像用の画素とピント検出用の画素を含む複数の画素を二次元のパターンに配置している"

    もしかすると、このセンサーは登場が近付いているニコンのミラーレス機用のセンサーだろうか?

 

ニコンの80-400mmはリニューアルを待っているユーザーも多いようなので、新型の特許の情報が出てきたというのは嬉しいニュースですね。

それから、センサーの特許の件ですが、どうやらこのセンサーにはオンチップの位相差AFセンサーが組み込まれているようですね。実際に製品化されるかどうかはわかりませんが、もしニコンのミラーレス機にこの裏面照射+位相差AFのセンサーが採用されれば、高感度やAFの性能でライバルに差をつけることができるかもしれませんね。