dpreviewにα55のRAW画質と透過光ミラーによるゴーストに関するレビューが追加

dpreviewのα55のレビューに、新たにRAWでのテストと、透過光ミラーの影響によるゴーストの発生に関する検証結果が追加されています。

Sony SLT-A55 review updated with RAW and 'ghosting' assesment

  • α55のJPEGファイルはほとんどの用途に十分なクオリティで、α55のRAWとJPEGの間の画質には、これまでいくつかのαのエントリーモデルや中級機に見られたような大きな隔たりはない。
     
  • 8月にα55の最初のレビューを掲載してから、dpreviewのフォーラムや他の場所で、透過光ミラーによるゴーストの発生に関するいくつかの議論があった。このゴーストはハイライトの領域が移動するもので、これは、透過光ミラーの内側で反射された光の一部がセンサーに戻ることで生じる。
     
    サンプルでゴーストを探せば、いくつかの写真で見つかるかもしれないが、ゴーストが出るのは暗所に非常に明るいハイライトがある小さな部分だけだ。多くの実写画像を精査したが、仔細に見れば目に付くこともあるものの、ソニーはこの問題を上手く処理していることを確信した。
     
    ゴーストはおおまかに言って被写体よりも8EV(およそ1/200)暗く、実際は、性能の低いレンズを使うことによる収差の影響ほうがゴーストよりもずっと目立つ。

 

dpreviewのα550のレビューでは、JPEGのクオリティに疑問符が付けられていましたが、α55ではRAWと大きく変わらないという結果で、JPEGはかなり改善されていると言ってもよさそうです。

また、透過光ミラーの影響による画質の低下の件ですが、サンプル(このページの一番下のほうにあります)を見る限りでは、言われれば気付くという程度でそれほど大きなものではないようです。

ただ、多少でも通常の一眼レフと画質の差があるというのは、気になる方には気になるかもしれませんね。