DxOMarkによる小型ミラーレス機の比較ではNEXの勝利

Sony Alpha RumorsにDxOMarkによる小型ミラーレス機3機種(NEX-5、NX100、GF1)のセンサーの比較記事が掲載されています。

Sony NEX sensor beats the rest of the mirrorless world (DxOmark)

  • DxOMarkがサムスンNX100のテストを行ったので、ついに3機種のコンパクトミラーレス機の比較ができるようになった。ソニーNEXのセンサーは"69"というスコア(総合点)で残りのミラーレス機を打ち負かしている。NX100は"62"、そしてGF1のスコアは"53"だ。NEXのセンサーが輝いているのは、2段分のアドバンテージがあるダイナミックレンジとはるかに優れたノイズ処理だ。

 

 NEX-5   NX100   DMC-GF1   DMC-GH1 
Overall Score
(RAWによる
画質の総合点)
69  62 53 64
Color Depth
(色の再現域と分離)
22.2 22.6 21.2 21.6
Dynamic Range
(ダイナミックレンジ)
12.2 10.7 10.3 11.6
Low-Light ISO
(DxOの基準で許容できる
最高のISO感度)
796 563 498 772

 

元記事には総合点しか記述されていないので、すべてのテスト結果を一覧表にしてみました。あと、センサーの小さなGF1が劣勢なので、助っ人として表に高性能なセンサーを搭載しているGH1を追加してみました(GH2はまだデータがアップされていません)。

この結果を見る限りでは、同じAPS-C同士でもサムスンよりソニーのほうが一回り高性能なセンサーに仕上がっていると言ってもよさそうですね。GF1のセンサーはサイズなりの性能ですが、GH1のセンサーはAPS-Cのサムスンをしのぐ性能で、NEXには及ばないものの相当高性能なセンサーのようです。