Kiss X4は好調に推移したが、EOS 60Dは想定を下回る実績

マイナビニュースに、キヤノンの決算やデジカメの販売実績に関する記事が掲載されています。

コンパクトデジカメの誤算大きく... キヤノンMJ、第3四半期は減収減益
(※以下、デジカメ関連の部分だけまとめました)

  • キヤノンマーケティングジャパンの説明によると、台数ベースではデジタル一眼レフカメラは28%増、コンパクトデジカメは20%減で、コンパクトデジカメの販売数量の減少が目立つ。
  • 好調に見える一眼レフカメラも手放しでは喜べない状況にあるのは事実。2月に発売したKiss X4はフルHD動画が受けて好調に推移したものの、9月に発売したEOS 60Dは第3四半期は想定を下回る実績。「デジタル一眼レフカメラは、9月の新製品で巻き返そうと考え多くを望んだがそこまでは到達しなかった」と振り返る。
  • 「EOS 60Dは直近では販売台数が徐々に戻りつつあり、第4四半期では計画に近いところまで回復するのではないか」と佐々木専務取締役は自信をみせる。キヤノンはデジタル一眼カメラの台数ベースで前年比17%増を見込んでいるが、ここではEOS 60Dがどれだけ増販できるかが大きな鍵を握ることになりそう。

 

EOS 60Dの売れ行きはあまり芳しくないようですが、やはり発売当初EOS 7Dと同程度の価格が設定されたために割高感があったためでしょうか。ただ、最近ではEOS 60Dの実売価格は7万円台に入ってきているので、当初の割高感はかなり薄れてきたように感じます。D7000やK-5も発売されたので今後の推移に注目ですね。