マイクロフォーサーズ用の9本の交換レンズの簡単なレビューが掲載(2)

写真家のThom Hogan氏のサイトby thomに、マイクロフォーサーズ用の主要な交換レンズの簡単なレビューが掲載されています。

Lenses for m4/3 Cameras
(※以下、オリンパスのレンズに関するレビューより)

  • オリンパス 9-18mm F4-5.6 (推薦) : キットレンズと同じ沈胴式で、使わないときには非常に小さくなるが、使用時には短い焦点距離から予想するよりも大きくなる。光学性能は、重複しているズーム域ではパナソニック7-14mmに近いので、問題は広角端で必要なのが換算14mmなのか換算18mmかということだ。個人的にはワイド端が広いパナソニックが好みだが、オリンパス9-18mmを手に入れてからはオリンパスを使う機会の方が多い。AFはそこそこ速くそして正確だ。レンズの作りのクオリティは中程度。
  • オリンパス 14-42mm F3.5-5.6 (推薦) : 沈胴式で極めて小さくなる。光学性能はとても良く、大部分のユーザーによくマッチするだろう。AFはそこそこ速く、そして正確。レンズの作りのクオリティは中程度。
  • オリンパス 17mm F2.8 (推薦しない) : オリンパスの唯一の単焦点だが、明るさは平凡で、キットズームと半段しか変わらない。光学性能は、傑出しているわけではないが、しっかりとしている。しかし、明るさ、光学性能、AFのどの領域でもキットレンズのレベルを引き上げるものではなく、特に純粋な広角でも標準でもない画角を考えると、価格に見合う価値はあまり無いように思える。

 

新しい14-150mm、40-150mm、75-300mmは空欄になっているので、残念ながらまだレビューが完成していないようです。9-18mmに関しては、Hogan氏はあまり期待していなかったようですが、「自分の意見が間違っていた」と言っているので、これは予想外にいいレンズだったようです。

14-42mmは新しい II 型ではなく I 型のレビューのようなので、II 型だとAFの評価が更に上がるかもしれませんね。あと、17mm F2.8は他のレビューでも評価が今一つのレンズですが、ここでも少々辛口の評価になっているようです。