ペンタックスK-5のセンサーの汚れ問題は2010年50週以降の製品では解消している

ドイツのフォーラムに、ペンタックスK-5のセンサーの汚れ問題に関するペンタックスからの発言が掲載されています。

Stellungnahme von Pentax zur Problematik K-5 Sensorschmutz
(※以下、RiceHigh's Pentax Blogの英訳より引用)

  • ペンタックスの製品管理からの発言によると、ペンタックスK-5は特定のシリアルナンバーの範囲の中で製品に問題を抱えていた。問題はセンサー表面とフィルターガラスの間にある揮発性物質の残留物によるもので、これが完全に除去されていなかった。この問題は、真珠の数珠のように見える。
     
    週歴(カレンダーウィーク)で49週までに製造されたカメラには影響がある。それからペンタックスはこの問題に気付き、総合的な調査のために、少しの間、販売を停止した。この間に(カメラの)供給が滞り、待ち時間が生じた。
     
    ペンタックスは問題を解決し、そして2010年50週から出荷したカメラは、真珠の数珠のような症状(※センサーの汚れ問題)が解消している。
     
    影響のあるカメラ(K-5)のユーザーはペンタックスに直接交換を申し出ることができる。代替機の不足と、短期間の高い需要のために待ち時間が生じる可能性がある。

 

ペンタックス(ドイツのペンタックス?)の発言によると、K-5のセンサーの"汚れ"問題は昨年の50週以降に製造されたK-5からは解消しているようです。原因はセンサーの間に残留した揮発性物質と解明されたようなので、この問題は解決に向かいそうですね。国内でも早く正式に発表して、ユーザーや購入を検討している人を安心させて欲しいものです。