富士フイルムFinePix X100はメディアへの書き込みが少々遅い

quesabesdeに、富士フイルムFinePix X100の2回目のレビュー(フィールドテスト&新しいサンプル)が掲載されています。

Fujifilm FinePix X100: prueba de campo

  • テストに使用したのはプリプロダクションモデルで、ファームウェアのバージョンは0.69。
  • バッテリーカバーの強度がウィークポイント。同じことが側面にあるフォーカススイッチにも言え、このスイッチは上面の素晴らしいダイヤルとは明らかに別次元。しかし、最も悪い部分は間違いなく背面のダイヤルで、操作が快適ではなく、多くのカメラの機能へのアクセスの妨げになっている。
  • EVFは、このクラスでベストの製品(たとえばパナソニックのG2)と比較してとてもしっかりとした性能。暗所でリフレッシュレートが低くなるのが唯一の悪い点。
  • 現在のファームウェアは、MFでフォーカスリングを回した際のスクリーンの自動拡大表示に対応していない。フォーカスリングは機械的に接続されておらず、(レンズが)モーターで駆動される。
  • 歪曲は非常によく補整されている。周辺光量落ちは絞り開放でのみ見られ、F2.8まで絞れば著しく改善し、F4で完全に解消する。
  • 周辺部の描写はF4で最高の性能に達するが、F2.8でも既に素晴らしい描写。
  • メディアへの書き込みは、サンディスクのExtreme Class 10を使った時でさえ速くはなく、バッファが一杯になると、書き込みが終わるまでに20秒前後かかる。書き込み時でも完全に止まらずに撮影ができるが、すべての設定が変更できなくなる。
  • 絞り優先モードではシャッターは1/30~1/1000秒の間に限られていた。
  • 手ブレ補整は搭載されていないが、良好なエルゴノミクスとミラーが無いことから、1/15秒まで手ブレせずに撮影できる。

 

スペイン語→英語の自動翻訳を使っているので、テキストに間違いがありましたらご容赦願います。

2度目のレビューということで、今回はいくつかウィークポイントが挙げられていますが、今回もプリプロダクションモデルでのテストということなので、問題のいくつかは製品版で解消されるかもしれませんね。サンプルを見る限りでは、写りに関しては、現時点ですでに申し分ない仕上がりと言ってよさそうです。