オリンパスのインタビュー記事が掲載「PENはプロ用機の市場にも投入される」

MegaPixelに、オリンパスヨーロッパのDominic Papenheim氏のインタビュー記事が掲載されています。

 March 2011: Interview with Olympus 

  • テルアビブで記者発表が行われる前日にMegaPixelチームは、オリンパスヨーロッパのDominic Papenheim氏にオリンパスの2011年のラインナップと将来の計画についてインタビューすることができた。
  • Q:2011年のオリンパスの新製品は?
    A:携帯電話業界とは異なったものを作る必要があると感じているので、3DやGPS、高倍率ズーム、アートフィルターなどの追加が競合各社との差別化になる。コンパクトカメラは新しいパッケージングに加えて新しい名称を採用することを決定した。
  • Q:パナソニックの3Dレンズに対応するのか、同様のものを作る計画はあるのか?
    A:現在は目を向けてはいない。3Dはまだニッチ市場と見ている。我々は3Dをもっと容易なものにしたい。パナソニックのソリューションは価格が高すぎる。
  • Q:XZ-1は新しいラインナップの1号機なのか独立した製品なのか?
    A:単独の製品だ。
  • Q:プレゼンで言及した将来の"PENプロ"について何か話せることはあるか?
    A:5-10年のうちに、一眼レフはニッチになるか、もしくは完全になくなってしまうだろう。従って、我々は長期的にはPENがプロ用機の市場にも投入されると確信している。しかし、これはことによると2-3年かかるだろう。2011年には、更なるPENシリーズの製品と交換レンズが登場する。

 

一番の注目点は、最後にある一眼レフとPENに関する発言ではないかと思います。オリンパスは将来的にミラーレス機が主流になり、一眼レフは消滅するか残ったとしてもごく少数と見ているようですね。

また、PENシリーズのプロ用機は2-3年後という発言もありますが、これは43rumorsの噂によく出てくるハイエンド機(中級機?)ではなく、もっと本格的なプロ用機を指しているのかもしれませんね。