キヤノンが24-70mm F2.8の特許を出願中

エンジニアの嗜みで、キヤノンの24-70mm F2.8の特許が紹介されています。

・Canon 24-70mm F2.8 (2010年1月出願)の特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • キヤノンが24-70mm F2.8に関する特許を出願中。現行品は2002年発売なので、大三元標準ズームのリニューアルは時間の問題かもしれない。
  • 実施例1のレンズ系は、現行品と似ている。収差図に目盛りの単位が書いていないので詳細は不明だが、球面収差、非点収差ともに良好であり、とても期待出来そう。
  • 実施例3のレンズ系は、実施例1よりも全体的に性能が安定しており、特にテレ側が良好。歪曲もかなり抑えられているので、ソフトウェアによる補正を最小限に留めるということなのかもしれない。 MTFもかなり優秀。
  • 過去にキヤノンは24-70mm F2.8に関する特許を多数出願しているが、今回の出願がいよいよ発売なのか、それともまだまだ成熟させるつもりなのかは分からない。しかし、今回の出願は完成度が高いので、24-70mm F2.8の新型がいつ発売されてもおかしくはない。

 

キヤノンの24-70mm F2.8の特許はかなりの数になっていますが、次々にこのレンズの特許が出てくるところを見ると、開発に相当力が入っているのかもしれませんね。製品版のEF24-70mm F2.8L II (?)は、飛び切り高性能なレンズに仕上げて欲しいものです。

あと、ISユニットに関しては今回も言及されていませんが、やはりISは無しなんでしょうかね。気になるところです。