Canon Rumorsが、来年のフォトキナまでに登場するキヤノンの新製品に関する予想を掲載しています。
・Opinion - What EOS Will Look Like by Photokina
- EOS-1D/1Ds後継機は、2012年より前に発表されるとは思わない。1Dと1Dsの融合の可能性はかなり高い。もしキヤノンが高画素と高速連写を両立できるなら、2種類のボディがあるのは理に適わないことだ。
- 5D Mark III は、2011年末に登場するとは考えていない。価格は3500ドルくらいにアップするかもしれない。5D3は高画素化され、多くの進化した動画機能が採用される。しかし、プロ用機レベルのAFは採用されない。
- 最近、EOSに新しいフルサイズ機が追加されるという噂がある。この機種は2000ドル前後になる。画素数は5D Mark II よりも少なくなり、もっぱら高感度性能が重視される。AFは9点AFの改良型になると予想している。
- 7D Mark II は2012年中か2013年に入ってからの登場だと考えている。キヤノンが3種類のフルサイズセンサーの開発にリソースをつぎ込むなら、APS-Cは小変更にとどまると考えている。
- 60Dはアップデートの必要はなく。次のPhotokinaでも登場からわずか2年にしかならない。アップデートの周期は長くなるだろう。60D後継機は2013年になると考えている。同じようにKiss X5/X50後継機は、2012年の早い時期には登場しないと思う。
- ミラーレスは、独立した製品になると考えている。したがって、EF/EF-Sとの互換性はないだろう。キヤノンは他社と同じような製品ではなく、独自の製品を発表すると思う。
この記事はCanon Rumorsの推測で、(廉価フルサイズの話以外は)噂ではないことにご注意願います。Canon Rumorsは、今年中の一眼レフの新機種の発表はなく、来年以降もキヤノンはかなりゆっくりとしたペースで一眼レフのモデルチェンジを行うと推測しているようですね。
とは言え、最近、10月・11月頃にキヤノンに何らかの動きがあるという噂がよく流れているので、今年中の新型一眼レフの登場にもまだ期待をしたいところです。あと、5D3の価格が本当に上がるとしたら、廉価版フルサイズ機も出してくれると嬉しいですね。
笹尾山
最近はセンサー小さめの話題が多いですが・・・。
でもやはり、フルサイズが大本命でしょう?
各社、廉価版フルサイズの話題で盛り上がりましょうよ。
(フラッグシップ買えない平凡なサラリーマンより)
BQ
>EF/EF-Sとの互換性はない
いくつかの予測の中で一番インパクトがあるのは
やはりこれでしょうか
もしEマウントやM4/3と同程度、あるいは一部で噂のある
フルのセンサーサイズであれば、EFマウントアダプターを
出す要求が必ず出るでしょうから、互換性がないという
ことは、アダプターを要求されることのない、つまり
ニコン1、ペンタックスQのような小型素子を用いる可能性が
高いということです
実際には、ニコン1に限りなく近いものになるでしょう
404z
1年前のインタビューの後半でブリッジカメラという表現で「(EFレンズ以外に)
新しい交換レンズシステムを構築する計画はありません。」とおっしゃってますが
EFレンズのプロトコルを強化しその互換性を維持するという意味と考えています。
マウントアダプターでEFレンズの資産は活用できると考えてますがどうでしょうか。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100925_396112.html
K2
うーん、次のアマチュア用フルサイズは、廉価版と、高画素と動画性能を強化して価格アップの5D3ですか・・・。
NEXがミラーレスでレリーズタイムラグを意識して出てくるのに、こういった面は、強化されないんですかね・・・。
1、5、7とあって、どうして3を出さないのか?
もう5年以上、3Dの登場を待っているのに。(涙)
とおりすがり
ミラーレス、EF/EF-Sとの互換性はないとすれば、小型撮影素子って事でしょうね。
ミラーレスはやはりNEXとm43の勝負になるのかな。
スクンビット総研
笹尾山さんのコメントに大賛成です。各社揃ってのミラーレスネタに、少々飽きてしまいました。
時代の趨勢と言われれば仕方のないことですが…
三桁FT諦めない人
事実上オリンパスの一眼レフ開発は開店休業状態になり、ペンタックスはフルサイズに関しては依然不透明。
ソニーのフルサイズは(強敵の予感はするけれど)いまだどんな性能で来るかは憶測の中。
この状況では、キヤノンやニコンに活発な一眼レフ開発の噂(あえて言ってしまえば情報の意図的なリーク)が出ないのも仕方が無い気がします。
両者とも、自滅するような製品をうっかり出してしまわない限り(一眼レフ市場では)ほぼ安泰ですもの。
両社とも、お互いのフルサイズユーザーについては、引っこ抜く(マウントを乗り換えさせる)のは諦めているのではないでしょうか。
アジア圏でもどんどん売れてますし。
次に2強の一眼レフの噂が盛り上がるのは、α99?の全貌が見えてきた時に、牽制が入り始めてからではないでしょうか。
smileblog
canonが巨大メーカーであることは十分認識してますが、3マウントを継続的に高いレベルで維持するのは大変だと思います。
いっそのことEF-Sはミラーレス化してはどうでしょうか。
もちろんフランジバックの関係上、小さくできないでしょうが、レンズ交換式カメラとしてはKISSサイズで十分小さいです。
個人的には、このクラスのレンズ交換式カメラの携帯性において重要なのは「大きさ」でなく「重量」かと。
nex-3/5だって、結局、首から下げている人が多いし。
CTe
新しいセンサーは何故か高感度耐性がどうの、等倍でノイズ(とその処理におけるNRの出来具合)にばかり注目が集まりますね。価格さえリーズナブルならユーザー側でいくらでも妥協点は見いだせますから、型落ちでノイズが多いセンサーでも廉価なフルサイズ(かつアートフィルター系搭載)を期待したいです。Kissシリーズの派生モデルでフルサイズとか。ユーザーの価値観を探るいい試金石だと思うのですけどねぇこういうのが一つくらい出れば。マニアの方にも廉価で小型フルサイズであれば追加購入としての需要も当然生まれるでしょう。
ケットシー
60Dは2012年には後継機が登場すると思いますけどね。Kissも春には例年通りモデルチェンジな気がします。そうでないとサイクルが延びたことなります。
いずれにしてもキヤノンは慌てて買い換える必要がなく、マイペースなユーザーにはありがたいと思います。その一方で他社を横目にイライラするユーザーも増えるでしょうね。
現時点で今年のキヤノンは、目立たないおとなしい展開だったと思います。年末まで何かあるかで変わりますが。
キヤノンのミラーレスはひょっとしたら、APSのIX-Eのようなカメラがリベンジで復活するかもしれませんね。
やせうま
APS一眼が出たときも新マウントのニコンミノルタに対してEFマウントを貫いたのはキヤノンでした。
いわゆるミラーレス機を出す場合でも(フランジバックの問題があるので新マウントではあるでしょうけど)マウントアダプターを出さないということは無いと思いますよ。
ミラーレスではなくIX-Eをデジタル化したものをX50後継に据えたら「Kissの廉価版」ではなく、「革新的なデザインの一眼レフ」として支持は得られるでしょうね。
BIG-O
このところのキヤノンは新製品の発売速度が遅くなっていますし、自ら革新的な製品を発売しようとする意欲も感じられません。
ソニーはこうした意味では革新的な製品を次々投入してシェアアップを図ろうとしています。
キヤノンのシェアは次第に下がってきていますし、レンズ資産も一部のマニアやプロによって支えられているだけでしょうから、やはりインパクトのある製品を出し続けないと、今までみたいな殿様商売は続けられないでしょうね。
ハマナス
キヤノンはむしろ銀塩時代くらいの製品ライフサイクルに戻したがってる
節がありますが・・・まぁ個人的な憶測に過ぎませんがね。銀塩時代と違って各機能の
動作検証に割く、あるいは割かれるべき時間はべらぼうに増えてるでしょうから
一時の動作検証不足で叩かれまくったことが苦い経験となっているとしたらそう考えて
いて不思議じゃないと思います。
エルリック
フラッグシップに高画素と高速連写のニモデルが存在したのは、技術が未成熟だったから。これはニコンも同じです。
もし、これが統合されるのであれば、ユーザーとしては大変望ましいことだと思います。
そして難しいと思うけど、出来れば数年で陳腐化するのではなく、五年は不動の存在なモデルであって欲しいです。
これはフラッグシップだけでなく、他のレンジのモデルも同じ。
そうでないと、昔のコンデジ同様、不毛な高画素化競争に明け暮れるだけのモデルチェンジとなりかねないから。
ポロ&ダハ
>価格は3500ドルくらいにアップするかもしれない。<EOS5Dmk3
てことですけど、ドル安の影響ってことで、日本国内の価格は同程度になるのでは?
ユーロも安くなっているから、円高をカバーするために更に廉価なバージョンが必要だと考えているだけではと思います。
日本のユーザーには、EOS5Dが出た時より安いフルサイズ機が出るという事になるはずですから、フルサイズ購入を検討している人には歓迎でしょうね。
いずれにしても、高画素化・高感度化・高ダイナミックレンジ・ローノイズ化・画像処理高速化などの技術が数ヶ月単位で進化を続けているのが現状ですから、そこに何年も同じモデルのままというのは、下克上を許すという事になりますから、常に最新の機能・性能をキープするためにも進化に見合ったモデルチェンジは必要だと思います。
ひろりん
>フラッグシップの統合
私は逆の意見ですね。自分がAPS-Hメインのカメラマンだという事もありますが、むしろ「プロ用フルサイズ」という意味での1Dsの方が不要ではないかと思います。
5D系が出て1Dsの実質的意味はなくなりました。5D系がもし、よりタフな系列とより安価な系列に分かれるならなおさらでしょう。
1Ds系は一歩先んじた技術的チャレンジをする・・・例えば超高画素とか有機三層素子、ローパスレス、もの凄い高耐久性とか燃料電池採用などなど・・・高額で使う人も選ぶけれど他にないカメラであって、その技術が何年かして他に降りてくる。そんな存在でいいのではないでしょうか。
じの
PC、携帯とは違いある程度成熟しているカメラでは、もう毎年新機種を無理に出す必要はないかもしれません。
勿論ライバルの多い業界なので厳しいでしょうが、ミラーレスのような新機軸では無い限り、カメラ本体は緩やかでもいいのではないでしょうか。逆に新技術がどんどん使用されるならスパンを早めてもいいくらいです。
個人的には長い間使って、いいレンズを買いたいですね。
報道関係
現場でこの手の次モデルどうなるんだろうね的な話は出ていますが、我々報道系はAPS-Hでかなり長く慣らされてしまいましたから、またフルサイズに戻るのは感覚的につらいかもしれません。
現に5Dもサブで使う事がありますが、広角側だと使いやすいですが、離れた現場だとかなり戸惑いますし、やはり皆が慣れたサイズが嬉しいと感じています。
1Dsと1Dではミラーの大きさが違うんですよね?
そうなるとやはりコマ数が異なるのは仕方ないと感じますので、遅くなるのはこれまた困るかもですね。