ソニーがオリンパスとの業務提携でカメラ部門の技術交流を提示?

週間ダイヤモンドに、オリンパスの業務提携に関する記事が掲載されています。

最有力のソニーを軸に最終調整 オリンパス提携先争奪戦の内幕

  • 世界シェアの約75%を占め、年間1000億円近いキャッシュを生み出す内視鏡事業は垂涎の的。特に本業のデジタル家電が軒並み厳しい電機メーカーは、医療事業の強化を目指しており、熱の入ったプレゼンテーション合戦を繰り広げている。
  • 「提携先を本体に吸収しようとする富士フイルムやキヤノンへの抵抗感は強いようだ」といい、緩やかな提携を提示したソニーが、有力候補として一歩抜け出した。その意味では、各社共に事業が重複するオリンパスのデジタルカメラ事業も試金石になる。ソニーは、「カメラ部門のエンジニアや技術を交流させ、共に強めていきたい」と提示したという。
  • ソニー最有力の報に接して、猛烈な巻き返しに出ているメーカーもある。とりわけ富士フイルムは、さらなる対案を用意しているとされる。ゴール直前の混戦で、勝ち名乗りを上げるのはどこか。業界関係者は固唾をのんで見守っている。

 

日経などでも報道されているオリンパスの業務提携の話ですが、この記事を読む限りではまだまだ流動的なようですね。ただ、ソニーから「カメラ部門を共に強めていきたい」という発言が出てきたのは興味深いところです。

ソニーとの提携が決まれば、医療部門だけでなく、両社のデジタルカメラ関連製品の開発にも何らかの影響があるかもしれませんね。