パナソニックがより簡単な仕組みで3板式(3CMOS)を実現する特許を出願中

エンジニアの嗜みで、パナソニックのこれまでよりも安価に3板式のカメラを実現するための特許が紹介されています。

・Panasonic 3MOSで低価格化を実現する特許(※引用元サイトは閉鎖されています)

  • パナソニックが3MOS形式のカメラを安価に組み立てることの出来る技術に関する特許を出願中。何かと問題の多い三層式ではなく、こなれた技術を更に熟成させた三板式で、高画質化を実現するかもしれない。
  • パナソニックの特許は、色分解プリズムの射出方向を工夫したもので、分解した光を同じ方向に射出し、撮像素子を三つの領域に分けた内、上側の領域で一色を、中央の領域で別の一色を、下側の領域で残る一色を受光するというもの。
  • 多板式の欠点は長いバックフォーカスを必要とすることと、3枚の撮像素子の位置調整だが、パナソニックの特許なら、三枚の撮像素子を別個で調整する必要がなく、一枚の撮像素子を調整するだけで済むので、ある程度のコスト削減が可能だ。

 

この特許の技術を使用すれば、確かに通常の単板式よりもセンサーの位置の調整が簡単にできそうです。一般向けのデジカメに使用できるほど3CMOSがコストダウンできるのかどうかはわかりませんが、ぜひ製品化して欲しいものですね。