・Panasonic 3MOSで低価格化を実現する特許(※引用元サイトは閉鎖されています)
- パナソニックが3MOS形式のカメラを安価に組み立てることの出来る技術に関する特許を出願中。何かと問題の多い三層式ではなく、こなれた技術を更に熟成させた三板式で、高画質化を実現するかもしれない。
- パナソニックの特許は、色分解プリズムの射出方向を工夫したもので、分解した光を同じ方向に射出し、撮像素子を三つの領域に分けた内、上側の領域で一色を、中央の領域で別の一色を、下側の領域で残る一色を受光するというもの。
- 多板式の欠点は長いバックフォーカスを必要とすることと、3枚の撮像素子の位置調整だが、パナソニックの特許なら、三枚の撮像素子を別個で調整する必要がなく、一枚の撮像素子を調整するだけで済むので、ある程度のコスト削減が可能だ。
この特許の技術を使用すれば、確かに通常の単板式よりもセンサーの位置の調整が簡単にできそうです。一般向けのデジカメに使用できるほど3CMOSがコストダウンできるのかどうかはわかりませんが、ぜひ製品化して欲しいものですね。
VIPER‐ZERO
K-01なら組み込めそうな気が・・・
無理かなぁ?
pupu
何れにしても、大きいシステムになるのだし、
動画映像のプロ用機器の価格のダウンにはなるにしても、
スチール写真をやる人には響かないものかもね。。。
popo
面白い技術ですが、センサーの面積は、X3になってしまうのは、
変わらないので大判センサーへの利用は、コスト高になり難しいでしょうね。
せ
これだけの大きな物が入るスペースがあるのだろうか?
フランジバック以前に、センサーがフルサイズ以上に成りません?
anony
E-5であれば十分なスペース確保できそうだけど?
ミラーレスになるのでOVFが使えない欠点もあるけどね。
元Gユーザー
3/4でミラーレスなら載せられそうですね
大抵のAPS-Cは食ってしまいそうですね
αxi
パナソニックはRGBの分光にこだわりがあるようですね。
同ブログの二つ前の記事も、パナソニックのRGB分光を行い、効率的に光を利用するものですし。
ハンディタイプのカムコーダで三板式センサーを採用しているのもパナソニックだけですからね。
ただ、この特許の問題点はセンサーが大きくなることです。
単純に考えて、縦方向に三倍の大きさのセンサーが必要です。
μ4/3で実現出来るかは疑問ですね。
少なくとも4/3、もしくはスチルカメラではなく、カムコーダ向けの特許と考えた方が良さそうですね。
nemui
本来ミラーがあるスペースにプリズムを持ってくれば
フォーサーズが生まれ変わるかも。
阿呆者
センサーサイズは面積で3倍以上必要そうですね。
奥行き(バックフォーカス)はフォーサーズセンサーの短辺が13mmですから、2√3倍で約45mm必要。
しかもぎりぎりで設計するとレンズに完全な像側テレセントリックが要求されますからこれはありえません。
実際は50mm以上の奥行きが必要でしょうし、それでもレンズを選ぶと思います。(後玉の大きな明るいレンズは厳しい)
やはりセンサーの小さいビデオ用の技術じゃないでしょうか。
るるる
発想はいいと思いますがシステムの見た目が美しくないですね。
博多湾
ベイヤ配列では面積比でRとBが25%、Gが50%です。
3板式ではそれぞれの画素を掃き集めて3群に分けるのですから、ベイヤ配列の場合と画素のサイズが同じなら、センサ全体の面積は同じか75%に減ることになりません?
私のかんちがいかな。
鳥
面白そうな技術ですが、すでに指摘されている方がおられるように、少なくとも通常のスチルM4/3に使える技術ではないような気がします。M4/3規格だとしても業務用の映像機器ではないでしょうか。
この方式、精度を得るのが簡単なので「三板式にしては」組み立てコストが安価だと思いますが、大型のプリズムが必要ですから、レンズ交換式カメラのセンサーサイズでこれを実現した場合、コンシューマ機では高価な部類になってしまうでしょう。センサーも大型のものを一枚使うとなると、小さいものを三枚使うよりも、歩留まりは極端に下がり、高コストになります。
業務用映像機器なら、安価なものでも50万はくだらないレベルですからこれくらいのコストは問題なくペイしますが、現在のコンシューマのスチルM4/3のスタンスではおそらく厳しいでしょう。
とわり
博多湾さんへ
ベイヤ―配列では面積比がG:R:B=2:1:1というのはその通りです。1000万画素の撮像素子ならGは500万画素分、B,Rは250万画素分しかありません。補間して1000万画素の画像を作り出しています。
しかし、3板式ではR,G,Bとも同画素必要ですから、1000万画素のサイズを維持しようとしたならば、1000万画素分の面積が必要になります。仮に1画素のサイズは変えないようにすると、結局3倍の面積が必要です。3層式センサーが優れるのはそのためです。
arema
よくわかんないけど、奥行きの問題?
だったら、Xactiの復活
ガングリップのカメラ・ビデオの成熟に繋がる(?)
ううぉ
画素数表記は、RとGとBの画素数を足したものですよね。
三層式を3倍にするのは、その為ですよね。
単板式ベイヤーの場合も同じなんだけど・・・・、
補間して作られた絵の画面解像度と被るから、話がややこしくなってしまう。
でも、要するには、画素数表記で比べれば良い訳です。
この新しい特許のセンサーが、同じ画素数で同じ面積であれば、
ほぼ同じ解像度(&同じくらいの感度)の絵になる訳です。
3倍の解像度を期待しちゃうと、それは期待外れになるか、
もっと面積が大きくなってしまうかの、どっちかにならざるを得ない。
このセンサーのメリットは解像度じゃなくて、ローパスレスなんだと思います。
ド素人
ボディだけ極端に小さいのって使いにくいだけ。
GH2と同価格で作れるなら、是非お願いしたい。
ド素人
管理人さん、連投すみません。
エンジニアの嗜に書いてある4MOS式なら
残りの1つ位相差AFに使えるじゃん。
uto
んー、でも、これって、センサの1/3ずつをR.G,Bにふりわけするのだから、1800万画素のセンサだとしても、実質600万画素になっちゃうよね。
Gだけ、半画素ずらす画素ずらし法を使って、パナお得意の超解像技術を用いれば、ある程度は解像感を維持するでしょうが・・。
ダイクロプリズムの分、重たくなるし・・・
ただ、顕微鏡などのイメージングの分野では重宝されそうな気がします。大きなセンサ積んでも蹴られちゃうから。
これなら大きなセンサを有効活用できる。
棒燃
マウントのところにミラーでカメラのグリップ方向に光路を折り曲げてしまえば、マイクロフォーサーズなら大きくならずに出来そうな気もします。
ニャンちゅう
3倍の面積となる?センサーとプリズムのサイズを考えると、
現行のμ4/3のフランジバックでは無理そうですね。
たしかに4/3なら入るかも。ん〜(-_-)
取りあえず、特許をおさえとけってことでしょうか。
ホトサピエンス
図のRGB各撮像素子形状が長方形となっていますが、これは単なる図解の為か、それとも実装を意識したものか?
短辺方向に圧縮した光を導き、短辺を圧縮した素子で受光する事が出来ればカメラ本体の小型化も出来そうな?